聖書別日ごとの糧   >>   ナホム書[2003]

2003年 02月 20日 (木)

ナホム書1:1-15
仇に復讐される神様

Ⅰ.復讐される神様(1-6)
 神様はねたみ、復讐される方です。神様はご自分の民を愛されるので、敵にあなどられた時、ねたみます。神様は、罪人たちが悔い改めるように待たれ、長い間忍耐されます。しかし最後まで悔い改めず、神様に敵対するものには怒り、復讐されます(2)。神様がお怒りになれば、海と川は干上がり、山は揺れ動き、岩も打ち砕かれるのです。
 神様は、自分の力だけを信じて神様に敵対し、神様の民を苦しめたアッシリアを必ず滅ぼされます(12)。その時、彼らは渇いたわらくずが火に燃えるように、すぐに滅ぼされるのです。
Ⅱ.苦難の日のとりでである神様(7-15)
 神様はいつくしみ深く、苦難の日のとりでです。神様はご自分を頼る者の現状をよく知っておられます(7)。
 神様はユダヤ人を懲らしめるために、アッシリアを怒りの杖として用いられました。しかし今は神様の敵アッシリアを完全に滅ぼされます(9)。敵が作ったくびきを打ち壊し、ユダヤを救われるのです。預言者ナホムは捕虜生活をする同族に敵たちを打たれ、神様の民たちが救われる望みの知らせを伝えました。

祈り:主よ!主に敵対する悪人たちを必ず打ち滅ぼされることを感謝します。悪人によって苦しめられる時、主の公儀を仰ぎ見ます。

一言:悪人は必ず滅ぼされます。


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