聖書別日ごとの糧   >>   ナホム書[2003]

2003年 02月 22日 (土)

ナホム書3:1-19
ああ。流血の町。

Ⅰ.淫行する遊女ニネベ
 アッシリアの罪は血を流したことです。アッシリア軍が侵入する所どころに殺略があり、血が流されました(3)。アッシリヤは淫行する遊女のように、媚びて他国を誘惑し滅ぼし自分の国土を拡張しました。それで神様はその敵になり、彼らの偽りの策略と隠れた罪を諸国に現されます。また、彼らの犯した罪の通りに行なわれ、世の見せ物にされるのです。しかし彼らを慰めたり助ける人はいません。
 神様は血を流す罪を最も嫌われます。血を流せば、必ずその代価を払わなければなりません。
Ⅱ.ニネベの末路
 ノ・アモン(テーベ)は海に囲まれた賢固な要塞であり、彼を助ける同盟国がありましたが、神様の裁きによって滅ぼされました。
 ニネベの運命も同じことです。ニネベの町も襲撃を受け、初なりのいちじくの実のように簡単に落ちるようになるのです。勇敢だった兵士たちは女のように弱くなります。いくら防備が固いといっても無駄なことです。ニネベの民がいなごやばったのように数が多くても、忽然と飛び去るようになるのです。ニネベの役人や衛兵がばったのように多くても、みな逃げてしまうのです。ニネベの町の回復は不可能であり、ことごとく滅ぼされてしまうのです。

祈り:主よ!血を流す人や国は必ず滅ぶのを見るようになります。この神様の公儀の裁きを信じて生きるように助けてください。

一言:血を流す悪人の末路


<<(1)    前のページ(2)    (3)>>

聖書別日ごとの糧