聖書別日ごとの糧   >>   ナホム書[2014]

2014年 12月 26日 (金)

ナホム2:1-13
略奪者たちが略奪される

Ⅰ.略奪されるニネベの町(1-10)
 神様は、時になると、略奪者たちをニネベに送り、徹底的に略奪させます。略奪者たちは赤い盾を持ち、緋色の服をまとっていました。彼らの戦車は大通りをあっちこっち駆け巡りましたが、その有様はたいまつのようで、そのスピードはいなずまのようでした。略奪者たちは精鋭部隊を前に立たせ、城壁の下に到着し、ニネベの守備兵たちがこれを迎え打ちましたが、勝てませんでした。川の水門が開けられましたが、それほどまでに堅固に見えたニネベの町が崩れ落ちました。その時、王妃は裸で捕らえられ、その全てのはしためは胸を打ち、鳩のような声で嘆きました。ニネベの人々は後ろを振り返らずに逃げ、銀と金は略奪されます。ニネベは堅固な町と多くの人口、銀と金を誇っていました。しかし、神様の前で心が高ぶる時、一日のうちに、全てのものを失ってしまいます。
Ⅱ.消えた獅子の住みか(11-13)
 ニネベは獅子のように、周りの国々を侵略し、略奪しました。彼らは無駄な血を流し、神様に敵対しました。彼らは今、彼らが行なったのと同じ方法で、神様のさばきを受けます。略奪者ニネベが罪を悔い改めない時、別の略奪者を通して、辱めを受けるようになりました。神様がニネベの敵となり、彼らの戦車を火で焼き払い、剣で滅ぼします。これ以上、征服した国から貢物を取った覇者の声は聞こえて来ません。

祈り:主よ!ニネベの最期を覚え、神様の御前で謙遜に生きるように助けてください。

一言:略奪者の最期


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