聖書別日ごとの糧   >>   ハバクク書[2003]

2003年 02月 25日 (火)

ハバクク3:1-19
ハバククの祈り

Ⅰ.神様の栄光を発見しました(1-15)
 ハバククは悪者が正しい人より栄えるのを見て神様に不平を言いました。しかし彼は結局は神様が全世界を裁かれることを知るようになりました。神様が悪者を見ているだけではないのです。ただ彼らが悔い改めて立ち返るように待たれるのです。しかしいつまでも待っておられるのではありません。最後の日には、必ず裁かれるのです。
 ご自分の義を行なわれ、ご自分の民を救おうと悪者の打たれます。その時には地が揺れ動き、諸国の民が震え上がり、太陽と月はその住みかにとどまります。
 ハバククは悪者が幕屋を張るような時代に、正しく全世界を支配される神様の栄光と権威を見ました。そして不平を言っていた口で神様を賛美しました。
Ⅱ.私は主にあって喜ぼう(16-19)
 たとえハバククが神様を発見したとしても、それは形式的であり何も解決したものはありませんでした。現実はさらに難しくなって行き、彼の民は結局は裁かれるのです。しかし彼は主にあって喜びました。「しかし、私は主にあって喜び勇み、私の救いの神にあって喜ぼう。」(18)。これこそが信仰によって生きる者の正しい祈りです。

祈り:主よ!私が現実だけを仰ぎ見て落胆しました。今、目を開けて神様を仰ぎ見て喜ぼうとします。助けてください。

一言:私は主にあって喜ぶ


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