聖書別日ごとの糧   >>   ゼパニヤ書[2021]

2021年 09月 13日 (月)

ゼパニヤ書1:1-18(14)
主の大いなる日は近い

 ゼパニヤは、主がすべてのものを大地の面から取り除くと代言します。主がユダとエルサレムを裁かれる理由は、彼らが主に従うことをやめ、主を尋ね求めず、偶像崇拝をするからです。彼らは混合主義に陥り、主に誓いを立てて礼拝しながら、アンモンの神であるミルコムに誓いを立てます。裁きの範囲の中では、自然界も神様に選ばれた者も例外ではありません。主は彼らが仕えるバアル、ミルコムなどすべての偶像を断ち切ります。主は主の日、イスラエルの不義の指導者たちとその手下たち、外国の慣習に慣れた者たち、不正を行う商人たち、神様に無感覚で無関心な者たちをみな罰します。彼らは神様の裁きによって破滅され、財産や家やぶどう畑を失うことになります。これにより彼らの叫び声と嘆きの声が起こります。公正な神様の徹底した裁きを免れる者は誰もいません。

ゼパニヤは裁きの日の恐ろしく凄まじい状況を描写しています。主の大いなる日が近づき、すぐにも来ます。その日は主の怒りの日であり、この地では苦難と苦悩の日、荒廃と滅亡の日、暗黒の日です。恐ろしいその日に生き残る者は一人もいません。世の中で最も貴重だとされている金銀も、主の激しい怒りの日には、彼らを救い出せません。審判の日を控えてすべきことは、ひたすら御言葉の前で悔い改めることです。神様に立ち返る時だけ救いを得ることができます。そのために主は預言者ゼパニヤを通じて審判のメッセージを伝えさせました。



適用:誰が主の激しい怒りの日に救われますか

一言:主に立ち返る者


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