聖書別日ごとの糧   >>   ゼカリヤ書[2010]

2010年 06月 22日 (火)

ゼカリヤ書1:1-21
わたしに帰れ

Ⅰ.あなたがたは(1-6)
 イスラエルの民たちがバビロンでの七十年間の捕虜生活を終えて、故郷に帰って来た時、主の宮は破壊され、町は崩れていました。彼らはこのような変わり果てた祖国を見ながらも、続けて過去の罪の習性に従って生きていました。その時、主の御言葉が預言者ゼカリヤに臨みました。「わたしに帰れ。──万軍の【主】の御告げ──そうすれば、わたしもあなたがたに帰る。」(3)。神様は、罪の中にいるイスラエルの民たちに、神様に帰るようにと言われます。帰って来れば、彼らの罪を赦し、彼らとともにおられ、祝福すると言われます。彼らが神様に帰れば、先祖たちの愚かな行動、すなわち神様の御言葉に耳を傾けない不従順の罪を見習わないようにしなければなりません。神様の御言葉が先祖たちに語られた通りに成し遂げられたことを悟り、罪に対する警戒心を持たなければなりません。私たちが真実に悔い改めて、立ち返るならば、神様は過去のことを聞かずに、新しい恵みを注いでくださいます。
Ⅱ.愛の神様(7-21)
 神様は、イスラエルが罪を犯した時、憤られ、列国の手に渡されました。しかし時になると、彼らを慰め、憐れみを施してくださいました。神様は、ご自分の民を苦しめていた強大国を打たれ、エルサレム神殿を再び建てることを願われます(16)。神様は、選ばれた民であっても、罪を犯した時、怒られますが、立ち返るなら、憐れみを施される愛の神様です。

祈り:主よ!私が先祖の愚かな行ないに従って生きて来たことを悔い改めます。これからは御言葉に従う生活をします。

一言:わたしに帰れ


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