聖書別日ごとの糧 >> ゼカリヤ書[2010]
2010年 06月 23日 (水)
ゼカリヤ書2:1-13
さあ、シオンにのがれよ
さあ、シオンにのがれよ
Ⅰ.シオンにのがれよ(1-9)
神様は御使いを通して、ゼカリヤに、エルサレムが回復するビジョンを見せてくださいました。エルサレムには人と家畜が多くなり、城壁のない町となります。これは、繁栄と平和が満ち溢れるようになる、という意味です。また、神様が火の城壁となり、みずから民たちを保護してくださり、神様の栄光で満たしてくださいます。神様はイスラエルを天の四方の風のように散らされましたが、今その民たちを異邦の地から逃がし、エルサレムの町に入らせます。「さあ、シオンにのがれよ。バビロンの娘とともに住む者よ。」(7)。神様は、イスラエルを苦しめた人々をさばかれたことで、イスラエルを神様に立ち帰らせ、大きく祝福しようとされます。
神様は、罪の町で世の快楽を求めて滅びるしかなかった私たち人間に、「早く逃れよ。」と言われます。私たちがこの時代の快楽主義と物質万能主義から離れ、御言葉に聞き従う生活をする時、私たちの人生を栄光あるものにしてくださいます。
Ⅱ.喜び歌え(10-13)
イスラエルの民がバビロンから離れ、エルサレムに帰ろうとする時、周りにいる敵が彼らの帰還を邪魔しました。また安定した生活を捨てて、新しく始めようとした時、彼らの気が重くなりました。しかし神様は、「シオンの娘よ。喜び歌え。」と言われます(10)。それは、神様がともにおられ、祝福してくださるからです。
祈り:主よ!私が罪深い世の中で安住せずに、日々心を新たにして御言葉に従って生きるように助けてください。
一言:罪の町を離れ
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