聖書別日ごとの糧   >>   ゼカリヤ書[2010]

2010年 06月 25日 (金)

ゼカリヤ書4:1-14
わたしの霊によって

Ⅰ.金の燭台についての幻
 御使いがゼカリヤに、金の燭台についての幻を見せてくれました。燭台には七つのともしび皿があり、この上部にはそれぞれ七つの管がついていました(2)。また燭台のそばには二本のオリーブの木がありました。この幻で、金の燭台はイスラエルと今日の教会を、象徴しています。神様はイスラエルを聖なる国民であり、祭司の王国として回復し、暗い世の中を照らそうとされました。
 二本のオリーブの木は、神様の恵みによって油を注がれた総督ゼルバベルと大祭司ヨシュアを指していますが、これは将来きたるメシヤのしるしです(14)。神様は選ばれたしもべたちに油を注がれ、彼らを通して、救いの御業を成していかれます。
Ⅱ.わたしの霊によって
 神様は、主の宮の建築の責任を任されたゼルバベルを激励するために、このように言われました。「権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって」(6)。ゼルバベルが主の宮の建築をしようとする時、多くの障害物がありました。彼は人と物と自分の能力に頼っていて限界にぶつかってしまいました。このように人間の力では、神様の御業を担うことができません。神様の御業は、神様みずからが成し遂げられ、ただ聖霊の力によってのみ可能です。それで私たちが目に見える人や物に頼らずに、聖霊に頼る時、力強く神様の御業を担うことができます。

祈り:主よ!私が人の力に頼らずに、聖霊の力に頼って、主の御業を担うことができるように助けてください。

一言:わたしの霊によって


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