聖書別日ごとの糧   >>   ゼカリヤ書[2010]

2010年 06月 28日 (月)

ゼカリヤ書8:1-23
わたしはシオンに帰り

Ⅰ.エルサレムの回復に対する約束(1-8)
 イスラエルは、過去罪の中にいた時、神様の怒りの対象でした。しかし今、神様はシオンに帰り、彼らのただ中に住まわれます。神様が共におられる時、エルサレムは「真実の町」と呼ばれ、万軍の主の山は「聖なる山」と呼ばれます(3)。過去神様のさばきによって、老いた者が見えなかった町に、今老いた男、老いた女がすわります。子どもたちが多くなり、喜びで走り回るようになります。神様は、散らされたイスラエルを日の出る地と日の入る地から救い、エルサレムの中に住まわせます。これは万軍の主の約束です。神様が彼らの中に住まわれることで、彼らは神様の民となり、神様は真実と正義をもって彼らの神になられます(8)。神様はイスラエルを回復させ、彼らの神となり、彼らを永遠に治めてくださいます。
Ⅱ.祝福のみなもとエルサレム(9-23)
 過去イスラエルは異邦人の中で呪いとなりました。しかし今、神様が彼らを救い、祝福としてくださったので、恐れる必要がありません。互いに心の中に悪を計ってはならず、真実と平和を愛さなければなりません(17,19)。その日に、多くの国々の民がエルサレムに来て、万軍の主を尋ね求め、主の恵みを請うために来ます(22)。また、あらゆる民のうちの十人が、ひとりのユダヤ人のすそを堅くつかみ、いっしょに行こうとします。

祈り:主よ!私を罪から救ってくださり、この時代の祝福のみなもととして立ててくださったことを感謝します。私がこの恵みを担うことができるように、助けてください。

一言:祝福のみなもと


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