聖書別日ごとの糧   >>   ゼカリヤ書[2010]

2010年 06月 29日 (火)

ゼカリヤ書9:1-17
平和の王

Ⅰ.世の国々に対するさばき(1-8)
 神様は選ばれた民イスラエルを敵対したダマスコをさばかれ、自分のためにとりでを築き、金銀を積み上げたツロをさばかれます。それだけではなく、むなしいものを頼みとしたエクロンをさばかれ、傲慢なペリシテをさばかれます。神様が彼らをさばかれる目的は何でしょうか。
 彼らもみな悔い改めて、神様に立ち帰り、神様の民とされることにあります(7)。神様は、一人も滅びずに、救いに至ることを願われます。一方で、神様はイスラエルを保護され、瞳のように見守ってくださいます。
Ⅱ.ろばに乗って来られる王(9-17)
 ゼカリヤは苦難と絶望の中にいる民たちに、将来きたるメシヤを仰ぎ見て、喜びと望みを持つように、助けました。「シオンの娘よ。大いに喜べ。エルサレムの娘よ。喜び叫べ。見よ。あなたの王があなたのところに来られる。この方は正しい方で、救いを賜り、柔和で、ろばに乗られる。それも、雌ろばの子の子ろばに。」(9)。世の王は白馬に乗って来ることで、民たちに恐れを植えますが、イエス様はろばに乗って来られ、平和をくださいます。また、世の王は不義と偽りで治めますが、イエス様は愛によって治め、公義を施されます。何よりもイエス様は民たちに謙遜に仕え、罪とサタンの支配から救ってくださいます。私たちがこのイエス様を王としてお迎えする時、救いを受け、本当の平和と幸福を受けることができます。

祈り:主よ!私が罪の支配を受けずに、イエス様の支配を受けることで、本当の平和と幸福を受けることができるように、祈ります。

一言:イエス様は私の王


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