聖書別日ごとの糧   >>   ゼカリヤ書[2010]

2010年 07月 02日 (金)

ゼカリヤ書12:1-13:9
その日

Ⅰ.エルサレムをきよめる(12:1-13:6)
 その日、天と地を造られた創造主の神様がエルサレムを周りの敵から救い出されます。エルサレムを打つ者は重い石を担ぐように、ひどく傷を受けます(12:3)。イスラエルの民は彼らの神、万軍の主に頼ることで、力を得ます。神様がエルサレムを守る者になることで、いくら弱い者であっても、ダビデのようになります。何より彼らの心に、恵みと哀願の霊を注がれます。その時、彼らは十字架につけられたイエス様の恵みを悟り、嘆き悲しむようになります。神様は選ばれた者たちを救い、すべての罪と汚れをきよめてくださいます(13:1)。またすべての偶像を破壊し、にせ預言者と汚れの霊を取り除かれることによって、その栄光を現されます。
Ⅱ.残った者をためされる(13:7-9)
 神様が、この世をさばかれる時、三分の二は滅び、三分の一は残ります。神様は、その三分の一を火の中に入れ、銀を練るように彼らを練り、金をためすように彼らをためされます。このような訓練を通して、神様は彼らを「これはわたしの民」と言われ、彼らは「主は私の神」と告白するようになります。神様が、信じる私たちをためされる理由は、不純物を取り除かれ、傷のない神様の民として立てようとされるからです。私たちが試みを受ける時、しばらくの間、心配せずにはいられません。しかしむしろ喜ばしいことは、私たちの信仰の試練が火によってきたえられても、純金よりも貴く、イエス・キリストが現れる時に、賞賛と栄光を受け、高められるようになるからです(Ⅰペテ1:6,7)。

祈り:主よ!私が火のような試練を喜んで担うことを願います。

一言:純金より貴い信仰の試練


<<(1)    前のページ(10)    (11)>>

聖書別日ごとの糧