聖書別日ごとの糧   >>   ゼカリヤ書[2020]

2020年 05月 22日 (金)

ゼカリヤ書5:1-6:15(6:12)
その名は若枝

 赤い馬、黒い馬、白い馬,まだら毛の強い馬が四台の戦車を引いて、二つの山の間から出てきました。この二つの山は、青銅で出来ており、馬と戦車が、神の御座から出てきたことを象徴しています。神様の民を保護するために、天の四方に、つまり全地に出て行きました。特に北の方に出ていった馬が、神様の怒りを静めましたが、これは、神の民を捕囚にした北の方の民バビロンが、主に裁かれて破壊されることを意味しています。神様は、罪を犯したユダを裁かれますが、神殿を立て直すことを通して再び回復されることを、幻を通して言われました。
 主はゼカリヤに命じられました。バビロンから帰還したヘルダイ、トビヤ、エダヤからささげ物を受け取り、その金と銀をとって冠を作り、大祭司ヨシュアの頭にかぶらせるように、と 。そして、「若枝」という名のひとりの人が、神殿を建て直すと約束されました。「彼は主の神殿を建て、彼は尊厳を再び、その王座について支配」します。帰還した民は主の神殿を建て直しますが、真の神殿の再建者は、若枝であられるイエス様です。真の神殿であられるイエス様を通して、崩れた人生の建て直し、崩れた人間関係の立て直し、崩れた信仰の立て直し、崩れたたましいの立て直し、という回復の御業が成されます。

適用:回復と再建、すなわち復興の御業はどのように起こされますか

一言:若枝を通して


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