聖書別日ごとの糧   >>   ゼカリヤ書[2020]

2020年 05月 24日 (日)

ゼカリヤ書8:1-13(2)
シオンを妬むほど激しく愛し

 神殿の礎が据えられた日以来、イスラエルの民は、預言者たちの口から御言葉を聞いてきました。それ以前は、つまり、神殿建築を放置していた時期は、人も家畜も収穫のない労働をしていました。敵がいるために、移動も不安でした。しかし、今は違います。平安の種が蒔かれ、ぶどうの木は実を結び、地は産物を出し、天は露を降らし、穀物が良く育つようになります。残りの民は、これらすべてを受け継ぎ、享受できます。以前、彼らは諸国の民の間で呪いとなっていましたが、今は、祝福、即ち祝福の源になります。神様は、過去彼らに災いを下しましたが、今は、彼らには幸いを下そうと考えているので、恐れるなと言われます。神様の熱い愛の中で、イスラエルは安心するようになり、生きる道を見つけるようになります。私たちに対する神様のみ旨は、災いではなく平安です。私達に将来と希望を与えることです(エレミヤ29:11)。

適用:全き回復は何によってですか

一言:神様の熱い愛



2020年 05月 25日 (月)

ゼカリヤ書8:14-23(19)
断食がうれしい例祭に

 神様は、今、断食の日を喜びのある例祭に変えようとしておられます。ですから今では、もう、エルサレムの滅亡の日を回顧しながら断食して心を痛める必要はありません。神様が回復してくださるシオンの栄光の日を、その喜びを享受するべきです。断食をやめて例祭を楽しむべきです。ただ真実と平和を愛し、公義の裁きと隣人愛を実践しながら、生きるべきです。これから多くの国々の民、強い国々が、エルサレムで万軍の主を尋ね求め、主の恵みを乞うために出てくるようになります。異邦人「十人」が、一人のユダヤ人の裾を固くつかんで「私達もあなたがたと一緒に行きたい。神があなたがたとともにおられると聞いたからだ」と言うようになります。このように神様がともにおられるシオンには栄光があり、その民は万民の上に秀でるようになります。ですから、断食をやめて例祭を楽しまないわけがありません。これからは公義、真理、平和、隣人愛を実践しながら、もう二度と過去の失敗は繰り返さないようにしなければなりません。

適用:神様の回復の御業を考える時どんな姿勢を持つべきですか

一言:例祭を楽しめ


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