聖書別日ごとの糧   >>   マタイ[2013]

2013年 07月 24日 (水)

マタイ13:1-23
種蒔きのたとえ

 イエス様が湖のほとりで、群衆に多くのことをたとえで話されましたが、最初のたとえは、種蒔きのたとえでした。種を蒔く人が種を蒔きました。道ばたに落ちた種は、鳥が来て食べてしまいました。また、別の種が土の薄い岩地に落ちると、すぐに芽を出しましたが、日が上ると、枯れてしまいました。別の種はいばらの中に落ちましたが、いばらが伸びてふさいでしまいました。しかし、良い地に落ちた種は、百倍、六十倍、三十倍の実を結びました。
 このたとえで、「種」は神様の御言葉を指し、「道ばた」「岩地」「いばら」「良い地」は、神様の御言葉を受ける私たちの心を指します。「道ばた」のような心を持った人は、御国の御言葉を聞いても、悟ろうとしないために、悪魔に御言葉を奪われてしまいます。「岩地」のような心を持った人は、最初は喜んで御言葉を受け入れますが、困難や迫害が起こると、すぐにつまずいてしまいます。「いばら」のような心を持った人は、御言葉を聞きますが、この世の心づかいと富の惑わしが御言葉をふさぐため、実を結ぶことができません。「良い地」を持った人は、御言葉を聞いてそれを悟ります。彼らは豊かな実を結びます。
 神様の御言葉には、無限の生命力があります。私たちの心の畑を耕して、神様の御言葉を受け入れるなら、私たちの人生は、豊かな実を結ぶようになります。

祈り:主よ!主が私に御言葉をくださり、感謝します。私が天の御国の奥義を悟ろうとする霊的な望みを持って、豊かな実を結ぶようにしてください。

一言:天の御国の奥義を悟る者は幸いだ


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