聖書別日ごとの糧   >>   マタイ[2021]

2021年 07月 18日 (日)

マタイの福音書17:1-13(5)
彼の言うことを聞け

 イエス様がご自分の死について話してから六日目になりました。イエス様は三人の弟子を連れて、高い山に登り、彼らの目の前でその御姿が変わりました。 イエス様の顔は太陽のように輝き、衣は光のように白くなりました。これはイエス様が再臨する時の栄光ある御姿です。その時、モーセとエリヤがイエス様と語り合っていました。これはイエス様の死が旧約聖書を成就することを意味します。 栄光あるイエス様の御姿を見たペテロはここで永遠に暮らしたいと思いました。彼は、栄光の主と主のしもべたちの姿を見て、自分もそのような栄光の中で暮らしたらいいと思いました。

ペテロがまだ話している間に、光り輝く雲が彼らをおおいました。すると、雲の中から「これはわたしの愛する子。わたしはこれを喜ぶ。彼の言うことを聞け」という声がしました。ペテロと弟子たちは苦難のない栄光を得たがりました。しかし、彼らは主の声を聞いて従わなければなりません。特に、自分を捨て、自分の十字架を負うように言われたみことばを聞かなければなりません。 苦難なくして神様のみわざは成り立ちません。真の栄光も与えられません。イエス様は必ず十字架の道を歩まなければならず、弟子たちもそのイエス様の後に従わなければなりません。人々は苦難のない栄光を望みます。しかし、そのような栄光は存在しません。私たちが十字架の道を歩むことによって真の栄光を受けることができるように祈ります。



適用:栄光を受けたいですか

一言:苦難を受けてください



2021年 07月 19日 (月)

マタイの福音書17:14-27(17)
不信仰な曲がった時代だ

 一人の人が自分の息子を癒してもらうめためにイエス様のところに来ました。彼の息子の状態はとても深刻でした。ちょうどイエス様がおられなかったので、弟子たちに助けを求めました。しかし、弟子たちは治すことができませんでした。イエス様はそのような時代に対して嘆かれました。「ああ、不信仰な曲がった時代だ。」イエス様は、子供が悪霊によって苦しんでいるのにだれも助けることができない理由は、不信仰な曲がった時代だからと言われました。曲がった時代とは、人々が神様に対して逆らう考えをし、神様の御心に反する人生を送るという意味です。これに比べ、イエス様は神様を絶対的に信頼し、従われました。このイエス様は霊的な力があったので、その子をお叱りになると悪霊は出て行き、すぐにその子は癒されました。

弟子たちはなぜ自分たちが悪霊を追い出せないのかをイエス様に尋ねました。 イエス様は、彼らの信仰が薄いからだと答えました。イエス様のみことばによれば信仰はとてつもない力を持っています。信仰があれば大きなことができます。特に神様のみわざにおいて力ある人になれます。不信仰な曲がった人生を生きる時、サタンの奴隷となり、霊的に無能な人生を生きるようになります。私たちは自分の不信仰を悔い改め、神様の前に自分を立て直さなければなりません。そんな時、霊的な権威と力を受けることができます。

王子たちが税金を払う必要がないように、イエス様と弟子たちは神殿税を払う必要がありません。しかし、イエス様は神殿税を集める人たちをつまずかせないように、ペテロに神殿税を納めるようにさせました。



適用:力ある人生を送りたいですか

一言:信じて従いましょう


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