聖書別日ごとの糧   >>   マタイ[2021]

2021年 11月 26日 (金)

マタイの福音書28:1-15(6)
言っておられたとおり、よみがえられたイエス様

 安息日が終わって週の初めの日の明け方、マグダラのマリアともう一人のマリアが墓を見に行きました。その時、大きな地震が起こり、主の使いが天から降りて来ました。主の使いは石をわきに転がし、その上に座り、彼女たちに言いました。「ここにはおられません。前から言っておられたとおり、よみがえられたのです。」この時、彼女たちは十字架につけられたイエス様、死なれたイエス様を捜していました。しかし、イエス様は死の力を打ち破り、よみがえられました。だからこれ以上死人の中からイエス様を捜してはいけないのです。私たちも、二千年前に死なれたイエス様ではなく、今もよみがえられたイエス様を信じなければいけません。主の使いは、イエス様が言っておられた通り、よみがえられたと言いました。ほかのみ言葉は信じても、イエス様が死人の中からよみがえられたということばは信じるには難しい話でした。しかし、イエス様は言っておられたとおり、よみがえられたのです。

 彼女たちはイエス様のよみがえりを弟子たちに知らせようと走って行きました。するとその途中で、よみがえられたイエス様に出会いました。よみがえられたイエス様に出会った彼女たちは以前とはまるで違いました。よみがえられたイエス様に会うまでは、彼女たちの心はイエス様の死を思い、悲しみでいっぱいでした。しかし、今やよみがえられたイエス様を拝し、生き生きとし、喜びに満たされました。彼女たちはイエス様のよみがえりをあかしする最初のメッセンジャーとなりました。



適用:まだイエス様を死者の中から探していますか

一言:イエス様はよみがえられました



2021年 11月 27日 (土)

マタイの福音書28:16-20(19)
あらゆる国の人々を弟子としなさい

 11人の弟子は、ガリラヤでよみがえられたイエス様と出会い、拝しました。しかし、弟子の中にはイエス様のよみがえりを疑う者もいました。この時、イエス様は弟子たちに大命令を与えられました。「あらゆる国の人々を弟子としなさい」。イエス様の弟子はあらゆる人を弟子とすることです。弟子にするためには、まず父、子、聖霊の名において彼らにバプテスマを授けないといけません。これは彼らを救い、また神の子としてのアイデンティティーを与えるためです。またイエス様が命じておいた、すべてのことを守るようにすることです。弟子たちの中にはイエス様のよみがえりを疑うほどに信仰が弱くなったものもいました。イエス様は彼らに世界宣教の命令を与えました。今でも同じです。弟子たちのように弱い私たちにも、イエス様は「あらゆる国の人々を弟子としなさい」と命じられます。私たちがこの命令に従うことは大切なことです。

 弟子たちはどのようにしてあらゆる国の人々を弟子とするのでしょうか。天においても地においても、すべての権威が与えられているイエス様がともにおられるので、成し遂げられるのです(18)。イエス様は天においても地においても、すべての権威があり、弟子たちに約束されます。「見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。」弟子たちは弱くても、イエス様の約束を信じ、世界宣教の命令に従うのなら、ともにおられるイエス様がこれを成し遂げられます。すべての権威があるイエス様、私たちがこの方を信じ、あらゆる国の人々を弟子とするみわざに献身してゆかなくてはなりません。具体的には、父、子、聖霊の名においてバプテスマを授け、イエス様がよみたえられたすべてのことを教え、守らなければいけません。



適用:イエス様の最後の命令は何でしょうか

一言:弟子としなさい


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