聖書別日ごとの糧   >>   マルコ[2022]

2022年 07月 01日 (金)

マルコの福音書 13:14-27(26)
人の子が来るのを見ます

 イエス様は世の終わりが来る前兆として、これまでになかったような、また今後も決してないような苦難の日があると言われました。その苦難は「荒らす忌まわしいもの」が聖なる所に立っているときに起こります(14)。その苦難のときにユダヤにいる人々は、山へ逃げるべきです。そのときには世に対する未練を捨てるべきです。このような大患難のときに、にせキリストとにせ預言者たちが現れて、お選びになった民を惑わそうとします。だからもっと気をつけていなければなりません。しかし、このような大患難の後には、イエス様が偉大な力と栄光を帯びて雲に乗って来られます。イエス様がこの世に来られた最初のときには、限られた人数の人々だけが見ることができました。そのときは、イエス様は苦難を受けるべき神のしもべとして来られました。しかし、イエス様が再び来られるときには、さばきの力と栄光を帯びて来られるのです。そのとき、イエス様は御使いたちを送り、地の果てから天の果てまで、四方からその選びの民を集めます。彼らは主とともにその栄光を受ける人々です。イエス様が栄光の御姿で再び来られることを信じるとき、患難を乗り越え、苦難に打ち勝つことができます。イエス様の栄光ある姿で来られる再臨は、迫害と苦難の中で生きるべき信者のまことの望みとなります。



適用:何を望んでいますか

一言:栄光を帯びて来られるイエス様の再臨



2022年 07月 02日 (土)

マルコの福音書 13:28-37(35)
目を覚ましていなさい

 イエス様は、栄光を帯びて来られるご自分の再臨を迎える備えをしなければならないと言われます。人々はいちじくの木の葉っぱを見て、ときが近いことがわかるように、イエス様の言われた前兆を見みながら、イエス様の再臨に備えなければなりません。イエス様の再臨に備える生き方とは、イエス様から任せられたことを忠実に担うことです。

 イエス様の再臨に備える信者とは、旅に出る家の主人からそれぞれ仕事を割り当てられ責任を持たせられたしもべたちのようなものです。門番は目を覚ましているように言いつけられます。門番の役割は目を覚ましていて、帰って来る家の主人を迎えることです。門番が主人の帰って来ることを考えずに眠ってしまうなら、主人を迎えることができません。もし、主人が不意に帰って来たときに、眠っているのを見られたら、主人に厳しく責められるでしょう。逆に、主人がいつ帰って来ても良いように備えているなら、主人に褒められます。目を覚まして注意をしているべき理由は、イエス様がいつ帰って来られるかわからないからです。イエス様は言われたとおりに、必ず再び来られます。だから、信者は目を覚ましていて、前兆をよく見極め、任せられたことに忠実であるべきです。そのとき、イエス様の再臨を迎えることができます。



適用:眠っていますか

一言:目を覚ましていなさい


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