聖書別日ごとの糧   >>   ルカ[2017]

2017年 07月 26日 (水)

ルカ18:1-8(8)
すみやかにさばいてくださる

 裁判官とやもめは他人同士ですが、神様と私たちは親子の特別な関係です。裁判官は不正な者でしたが、神様は義なる方で愛が豊かな方です。この神様が、夜昼神を呼び求めている選民のためにさばきをつけないで、いつまでもそのことを放っておかれることがあるでしょうか。神様はすみやかに彼らのために正しいさばきをしてくださいます。しかし、人の子が来られた時、はたして地上に信仰が見られるでしょうか。世の終わりが近い時、気を落とさずに絶えず祈る信仰の人を見出すことは難しいです。イエス様は、私たちがどんな苦難の中でも失望しないで祈る信仰の人になることを切に願っておられます。

適用:夜昼呼び求めていますか

一言:すみやかに正しいさばきをしてくださいます



2017年 07月 27日 (木)

ルカ18:9-17(14)
 あのパリサイ人ではなくこの人が義と認められた

 人々はイエス様が祝福してくださることを期待して、幼子たちを連れてきましたが、弟子たちがそれを見て叱りました。しかし、イエス様はむしろ幼子たちを近くに呼び寄せました。なぜなら、神の国がこのような者たちのものだからです。誰でも神の国を幼子たちのように受けいれなければ、決して神の国には入られません。幼子たちのように単純で謙遜なこころで神の国を受け入れるなら、神の国の恵みと祝福を味わえます。

適用:自分を低くしていますか

一言:高くされます



2017年 07月 28日 (金)

ルカ18:18-30(27)
  神様にはできるのです

 イエス様は悲しむ彼を見て、財産のある者が神の国に入ることは、らくだが針の穴を通るより難しいと話されました。それで、これを聞いた者たちは、それでは誰が救われることができるでしょうかと尋ねました。これは、彼らの心中に金持ちになりたいという渇望があったからです。イエス様の御言葉を聞いて、人が救われるのは易しいことではないように見えました。ところが、イエス様は人にはできないことが、神にはできると言われました。神様が働くと、らくだが針の穴に入ることが可能になります。神様が働くなら、財産の多い者が貪欲を悔い改めて神の国に望みを置き、誰よりも神の国のために献身するようになります。その人自身を見ると救いの望みはないようですが、神様を仰ぎ見るなら誰にでも望みはあります。神様が自ら救いの御業を成されます。

適用:人の救いに対して否定的に考えていますか

一言:神様にはできるのです



2017年 07月 29日 (土)

ルカ18:31-43(42)
 あなたの信仰があなたを直したのです

 イエス様がエリコに近づかれたとき、ある盲人が道端に座って物乞いをしていました。彼はナザレのイエスがお通りだという知らせを耳にしました。彼は切なる心で「ダビデの子イエスよ、私を憐れんでください。」と叫びました。先に行く人々が叱りつけて黙らせようとしたが、ますます、「ダビデの子よ、私を憐れんでください」と叫び続けました。イエス様はこの叫び声を聞いて立ち止まり、盲人をそばに連れて来るように命じられました。彼が近寄って来たので、「私に何をしてほしいのか」と尋ねられました。これは彼に真に信仰があるかどうかを知るためでした。彼は、「主よ、目が見えるようになることです。」と言いました。彼にはメシア、イエス様に対する信仰がありました。彼はとても具体的で確かな祈り課題を提示しました。私たちは、主の前に出ていって祈りますが、いざ、主に尋ねられると確かな回答ができないときもあります。確かな祈り課題を持つ為には信仰がなければなりません。イエス様は彼に、「見えるようになれ。あなたの信仰があなたを直したのです。」と言われ、彼の信仰を祝福してくださいました。信仰は主の祝福を受ける通路です。

適用:イエス様に何をしてほしいですか

一言:目が見えるようになりたいです


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