聖書別日ごとの糧   >>   ルカ[2017]

2017年 11月 25日 (土)

ルカ23:1-25(3)
ユダヤ人の王


適用:あなたの求める王はどんな王ですか

一言:神の国をお与えになるユダヤ人の王



2017年 11月 26日 (日)

ルカ23:26-43(43)
あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます

 どくろと呼ばれている所に来ると、兵士たちはイエス様を十字架につけました。イエス様は残酷な十字架の痛みの中にあっても、十字架につけた者を赦し、彼らの罪のとりなしを祈られました。「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」しかし、周りの指導者や兵士たちは、自分自身を救ってみろとからかっていました。十字架にかけられていた犯罪人のひとりはイエス様に悪口を言いました。ところが、もうひとりの方は彼をたしなめました。一生罪を重ね続けてきて恐れのないような彼でも、死の間際になって初めて神を恐れました。十字架につけられた今、善を行う機会はもはや彼にはありませんでした。このとき彼は眼をあげて、主イエスを見上げたのです。彼は思い切って、「あなたの御国の位にお着きになるときには、私を思い出してください。」と願いました。彼の願いをイエス様は聞き入れ、彼の魂をパラダイスへ導かれたのです。

適用:罪を犯し、惨めさや絶望ばかりになっていませんか

一言:犯罪者が救われたことを覚えていましょう



2017年 11月 27日 (月)

ルカ23:44-56(47)
ほんとうに、この人は正しい方であった

 「父よ。我が霊を御手にゆだねます。」イエス様は大声で叫んで、息を引き取られました。この出来事を見た百人隊長は神様をほめたたえ、こう告白しました。「ほんとうに、この人は正しい方であった。」百人隊長はイエス様の十字架刑を執行し、すべての過程をつぶさに見てきました。彼は異邦人でしたが、神をほめたたえ、イエス様こそ正しい方だと告白したのです。また、この光景を見に集まっていた群衆もみな、胸をたたいて悲しみながら帰りました。十字架につけられたとしても、イエス様は正しい方だったと確信したのです。
 ここに議員のひとりで、りっぱな、正しい人ヨセフがいました。彼は議員たちの計画や行動には同意しませんでした。アリマタヤというユダヤ人の町の人で、神の国を待ち望んでいました。この十字架の一連の出来事は彼に大きな感動を与えました。彼はピラトのところに行って、イエス様のからだの下げ渡しを願いました。そして、イエス様を取り降ろして、亜麻布で包み、まだ誰をも葬ったことのない、岩に掘られた墓にイエス様を納めました。十字架は彼の心に働き、恐れに打ち勝つ信仰を与えました。イエス様の十字架は、周りにいた人々に大きな感動を与え、かたくなな人の心を変えていったのです。

適用:変わっていないように見える人がいますか

一言:十字架、変革の力


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