聖書別日ごとの糧   >>   ヨハネ[2004]

2004年 05月 17日 (月)

ヨハネノ福音書13:1-17
弟子達の足を洗われたイエス様

Ⅰ.もしわたしが洗わなければ(1-11)
イエス様は、ご自分を売ろうとするイスカリオテのユダの足も洗ってくださいました。しかしペテロは、絶対に自分の足を洗うことはできない、と言いました。イエス様は、足を出さなければ自分とは何の関係もないと言われました。すると、ペテロは、頭も洗って下さいと言いました。しかしすでに水浴した者は足だけ洗えばいいのです。私達はいくら水浴しても、足はいつも洗わなければならないように、罪の赦しを受けても、毎日罪を悔い改め、汚れた心を清めなければなりません。そうしなければイエス様との関係がなく、神の御国に入ることができません。
Ⅱ.あなたがたも互いに足を洗うべきです(12-17)
イエス様が足を洗われたことは、仕える手本を見せるためでした。弟子達はお互いに先に立とうとしました。それでお互いに愛することができませんでした。イエス様は、彼らに、自分を低め、謙遜に仕える生活をするように、手本を見せてくださいました。
お互いに足を洗う生活とは、相手の長所を認め、短所をカバーすることです。私達がイエス様のように謙遜な心で相手の短所をカバーする時、本当の幸福があります。

祈り:主よ!私が自分の罪ととがをカバーして下さる主を見習って、相手の短所ととがをカバーする者になることができますように。

一言:お互いに足を洗うべきです



2004年 05月 18日 (火)

ヨハネノ福音書13:18-38
新しい戒めをお与えになったイエス様

Ⅰ.イスカリオテのユダを最後まで愛されたイエス様(18-30)
ユダはイエス様の大きな愛を受け仕えられました。しかし世を愛し、お金を愛することで試みに会い、イエス様を売ろうとしていました。イエス様は彼の裏切りを知っていました。しかし最後まで耐え忍ばれ、彼の足を洗ってくださいました。最後まで悔い改める機会を与えるために、パン切れを与えました。
しかしユダはその愛を拒絶しました。「ユダは、パン切れを受けるとすぐ、外に出て行った。すでに夜であった。」彼が光であるイエス様のそばを離れた時、暗い夜だけが彼を待っていました。
Ⅱ.新しい戒めをお与えになったイエス様(31-38)
ユダが出た後、イエス様は弟子達に新しい戒めをくださいました。「わたしがあなたがたを愛したように、そのように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」弟子達はお互いに最も深く愛さなければならない関係です。しかし彼らはお互いに競走しました。お互いの短所をカバーすることができませんでした。イエス様は、弟子達がお互いに短所をカバーし、愛することを望まれました。
主は、「互いに愛し合いなさい」という御言葉を戒めとしてくださいました。私達がどれだけ自分の感情を押さえて愛することが難しい同労者を愛することができますか。主の戒めに従おうとする根本的な方向を掴み、主の恵みを求めて、祈らなければなりません。

祈り:主よ!私がユダのように、世に行かず光であるイエス様のそばにとどまります。私の感情を押さえ、愛することが難しい同労者を愛することができるように助けて下さい。

一言:あなたがたも互いに愛し合いなさい


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