Ⅰ．わたしが道であり(1-6)
イエス様は心を騒がしている弟子達に、「神を信じ、またわたしを信じなさい。」と言われました。イエス様は彼らの住まいを備えるために神の国に行かれます。そして、もう一度来て、弟子達をそこに導く、と約束されました。イエス様が行かれる道は弟子達も知っていると言われました。しかしトマスは、どこに行くのかわからないのに、どのようにしてその道を知ることができるのか、と反論しました。イエス様は、「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」と答えました。イエス様は救いの道であり、いのちの道であり、永遠の神の御国に行く唯一の道です。このイエス様に頼って従えば、決してまよいません。
Ⅱ．それよりもさらに大きなわざを行ないます(7-14)
ピリポは、イエス様に、神様を見せて欲しいと言いました。その時、イエス様は、わたしを見る者は神様を見た、と言われました。イエス様は、この地に来られた神様です。イエス様の中に神様がおられ、神様の中にイエス様がおられることを信じなければなりません。神様はイエス様の中におられ、そのわざを行われます。
このイエス様を信じる者はイエス様がなさったわざよりもっと大きなことをすることができます。なぜなら、イエス様が父のところに行かれ、信じる者の祈りを聞いて下さるからです。

祈り：主よ！私の道といのちになってくださり、父のもとに行かれることで私の力と能力になってくださることを感謝します。

一言：イエス様によらなければ

Ⅰ．あなたがたと、ともにおられるからです(15-24)
誰でもイエス様を愛する者はその戒めを守ります。イエス様は彼らに他の助け主をくださいます。その助け主は真理の御言葉でクリスチャンを助ける真理の御霊です。
しかし世はそれを見ることができません。聖霊の御業を否定し、心理学的に解釈しようとします。しかしイエス様を愛する人々は助け主聖霊を知っています。この聖霊は彼らの中におられ、彼らとともにおられるからです。イエス様は、ご自分を愛し、御言葉を守るものに、ご自分を現わします。
Ⅱ．あなたがたにすべてのことを教え(25-31)
他の助け手は、父がイエス様の御名で遣わされる聖霊です。助け手聖霊は弟子達に全てのことを教え、イエス様が言われた全てのことを思い起こさせます。私達が苦難にぶつかった時、イエス様の御言葉を思い起こさせます。
イエス様は、心を騒がし恐れる弟子達にまことの平安をプレゼントとしてくださいました。この平安は永遠のもので、絶対的な平和です。私達の罪のために和解の供えものになられたイエス様が私達の心の中に注いでくださるまことの平安です。

祈り：主よ！私達を孤児のように捨てずに、助け手聖霊を送ってくださり感謝します。毎日、真理の御言葉で私の霊的な無知を悟らせてください。

一言：真理の御霊、助け手聖霊