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2009年 12月 21日 (月)

ヨハネノ福音書1:14-18
人となられたイエス様

Ⅰ.人として来られたイエス様(14a)
 イエス様は神様の永遠の御言葉です。ところが人々の間に住まわれるために人となってこの地に来られました。神様のかたちを失い、肉になってしまった人間を救うために、イエス様はつらい肉の体を着られました。イエス様はいと高き方ですが、最も低くなられ、最も栄光ある方でしたが、最もみじめな姿になられました。みじめな姿になられましたが、すべての人々よりさらに惨めな姿に、仕えるしもべになられました(マコ10:45)。イエス様がこのように低くなられたのは人々の苦しみと悲しみを分かち合うためであり、私たちの弱さと罪を自ら背負われるためです。イエス様が私たちと共におられるので、私たちは寂しくなく、悲しくありません。このイエス様がおられるため、私たちは力みなぎる生活をすることができるのです。
Ⅱ.恵みとまことが満ちておられたイエス様(14b-18)
 イエス様の弟子たちは人となって世に来られたイエス様から神様の栄光を見、恵みとまことが満ちておられたのを見ました(14)。神様はモーセを通して律法をお与えになりましたが、イエス様を通して恵みとまことをお与えになりました。イエス様を信じれば救いの恵みを得て、神様の子どもになる特権が与えられます(12)。また神様と、自分と、世の中と、世に住む知恵に対するまことを得ることができるのです。

祈り:主よ!この罪人を救うために人となって来られたことを感謝します。私が主を信じるので、主の満ち溢れる恵みとまことを得るように助けてください。

一言:人となって来られたイエス様



2009年 12月 22日 (火)

ヨハネノ福音書3:16
神は実に世を愛された

Ⅰ.ひとり子をお与えになった神様(16a)
 人々は神様の御言葉に聞き従わずに堕落するようになりました。聖なる神様のご性質を離れ、醜く汚れるようになり、罪を犯すことによって神様に敵対し、神様を捨てました。神様はこのような人々をさばくしかありませでした。
 しかし神様はそのような人々を愛されました。言葉だけの愛ではありません。ただ一人しかないその御子イエス様をお与えになりました。神様の愛は愛することのできない者に対する愛であり、無限の愛です。イエス様の誕生は、神様が私たち人間を変わらずに愛してくださるという確かな証拠であり、さばきを受けるしかない人々の唯一の望みです。
Ⅱ.永遠のいのちをくださった神様(16b)
 神様がひとり子をお与えになった目的は、御子を信じる者が滅びることなく、永遠のいのちを持つためでした。人は生きていますが、罪によって死んでしまいます。しかし永遠のいのちは人に活気にあふれ、やりがいのある、幸福な人生を生きるようにしてくれます。それだけではなく、将来神様の御国で永遠に主と共に生きるようにしてくれます。
 私たちがどのようにして永遠のいのちを得ることができるのでしょうか。「御子を信じる者」は永遠のいのちを持つと約束されます。どんな罪人であっても、信じさえすれば、神様は何の条件もなしに永遠のいのちをお与えになるのです。

祈り:主よ!当然さばきを受けるしかない罪人のために、ひとり子を惜しまずにくださり、また永遠のいのちをくださって感謝します。

一言:イエス様をくださった神様の愛


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