聖書別日ごとの糧   >>   ローマ[2007]

2007年 07月 13日 (金)

ローマ16:1-27
協力者を尊く思うパウロ


Ⅰ.彼らによろしく(1-16)

 パウロは手紙を終えながら、ローマにいる多くの聖徒たち一人一人によろしくとあいさつをしています。パウロはまずケンクレアイからまっすぐにローマに行くようになる姉妹フェベをよく迎え入れるように頼みます。彼女はパウロと多くの聖徒たちを保護してくれた人です(2)。またパウロが危険に処せられた時、命がけで献身したプリスカとアキラに深く感謝しました(4)。それだけではなく、数多く労苦したマリアと主にあって苦労した協力者たち一人一人に安否を問いました。パウロは協力者たちの献身を当然だとは思いませんでした。彼らの苦労を深く認め、神様に感謝しました。パウロが行く所々で多くの人を得て、力強く神様の御業に仕えることができたのは、このような協力者たちの苦労を尊く思ったからです。

Ⅱ.彼らから遠ざかりなさい(17-21)

 教会には主に忠実な人だけではなく、福音の敵もいます。パウロは争いを起こし教会をつまずかせる者たちを警戒し、彼らから欺かれないように教えています(17)。彼らは御言葉に聞き従わず、自分の腹だけ満たそうとします。彼らはうまい言葉やへつらいの言葉によって純朴な人々の心を欺き、罪に陥らせようとするサタンの子どもです。

 パウロは最後にイエス・キリストの福音によって、全人類を救おうとされる知恵の神様を賛美します(27)。


祈り:主よ!主にあって労苦する協力者たちの献身によって、心から感謝します。私はこの恵みをいつも忘れません。

一言:協力者たちの献身を感謝しよう。


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