聖書別日ごとの糧   >>   ローマ[2015]

2015年 06月 08日 (月)

ローマ10:14-21
良いことの知らせを伝える人々の足は

1.聞いたことのない方を、どうして信じることができるでしょうか(14,15)
 信仰は聞くことから始まり、聞くことは、キリストについてのみことばによるのです(17)。神様は、救いの御業を、御言葉を宣べ伝えることによって、成し遂げられます。それで、救いの御業が起こるためには、御言葉を宣べ伝えなければなりません。
 神様は、伝道の愚かさを通して、人々を救われました(1コリ1:21)。私たち自身も、御言葉の伝道を通して、神様の御言葉を聞いたので、信じて救われました。それで、私たちにも、御言葉を伝える責任があります。また、神様は御言葉を伝える者たちを通して、救いの御業を成し遂げます。ところが、御言葉を伝える者は遣わされなければなりません(15)。それで、宣教師の派遣は、絶対に必要なものです。
2.一日中、手を差し伸べられた神様(16-21)
 私たちが御言葉を宣べ伝えたからといって、すべての人が聞き従うのではありません。イスラエルは御言葉を聞いて知りましたが、信じませんでした。それで、神様は異邦人たちに救いの門を開かれました。モーセやイザヤを通して、異邦人たちの救いを、預言されました(19,20)。
 これは、イスラエルにねたみを起こさせ、救おうとされるためです。神様は、一度お選びになった者は、最後まで愛されます。不従順だからと言って、放棄せずに、一日中、手を差し伸べて、切なる思いで待っておられます(21)。

祈り:主よ!私が、御言葉を宣べ伝えることを怠けていた罪を、悔い改めます。私が更に、御言葉を伝えることに、熱心になります。

一言:なんとりっぱでしょう


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