2006年 10月 05日 (木)
男らしく、強くありなさい。
Ⅰ.前もって準備した献金(1-9)
コリントの聖徒たちはひどい飢饉で多くの試練を受けているエルサレム教会のために献金をしようとしました。パウロはこのようなコリント教会員たちに、いつも初めの日、すなわち主日に準備した献金をし、そのお金を蓄えておいて、エルサレム教会のためにささげるように、話しています。このように準備された献金が献金らしいのです。一方、使徒パウロは、今度コリントに行けば、何日か滞在しようとします。しかしエペソで福音の門が広く開かれたことで、さらにいようとします。パウロは自分勝手に行なわず、聖霊の働きに従って動きました。
Ⅱ.男らしく、強くありなさい(10-24)
パウロは、コリント教会員たちに、テモテと、主のために労苦するしもべたちと、よく同労し、彼らに聞き従うように言いました。そして二つの点を最後に勧めました。第一に、堅く信仰に立って、男らしく、強くありなさい(13)。異邦文化に染まらず、福音の敵たちを退け、福音の進歩を成すためには、男らしく、強くなければなりません。男らしく、強くなることは、イエス・キリストのりっぱな兵士になることを言います。第二に、いっさいのことを愛をもって行ないなさい(14)。互いに優れているからといって、自分の主張を行なうと、教会は分裂します。むしろお互いに短所を担い、イエス様の愛を覚え、いっさいのことを愛をもって行なう時、すべての人間問題が消え、一つになります。愛の中で一つになる時、教会は堅く立つようになります。
祈り:主よ!私が男らしく、強い信仰を持つように助けてください。また、いっさいのことを、愛をもって、行なうように助けてください。
一言:男らしく、強くありなさい。
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