聖書別日ごとの糧   >>   コリント人Ⅰ[2013]

2013年 03月 07日 (木)

1コリント10:1-13
歴史が与える教訓

1.イスラエルの失敗を教訓とする(1-11)
 神様がイスラエルに施された恵みは、本当に驚くべきものです。神様は、奴隷生活をしていたイスラエルをエジプトから救ってくださいました。紅海(葦の海)を通り、火と雲の柱で荒野の道を導かれました。神様は彼らを食べさせ、着せました。しかし、イスラエルはその恵みを忘れ、偶像を崇拝し、不品行を行ない、神様を試みて、不平不満をもらして滅ぼされました。この歴史は、世の終わりを迎えた私たちへの警告として記録されたものです(11)。
 私たちも、神様の大きな愛と御力によって、救いを受けました。聖霊のバプテスマも受けました。たましいの糧も受けました。それで私たちは、イスラエルの失敗を教訓とし、いつも救いの恵みを覚え、約束の御言葉に従って、生きなければなりません。
2.倒れないように気をつけなさい(12,13)
 コリントの教会員の中には、ちょっとばかり知っているからといって、傲慢になった者たちがいました。彼らは、傲慢のために、霊的に倒れているのです。
 私たちは弱い存在です。いつ、試みを受けて、倒れるか分かりません。それで、いつも試みに会わないように、神様に頼らなければなりません。すると、必ず脱出の道も備えてくださいます(13)。

祈り:主よ!私が、歴史が与える警告を心に刻んで、繰り返して罪を犯さず、苦しみを受けている時には、さらに主に頼るように助けてください。

一言:歴史を忘れてはいけません



2013年 03月 08日 (金)

1コリント10:14-33
ただ神の栄光を現わすためにしなさい

1.偶像崇拝を避けなさい(14-22)
 クリスチャンたちが祝福する祝福の杯は、キリストの血にあずかるものであり、裂くパンはキリストのからだにあずかることです(16)。旧約時代に、イスラエルの民が神様への、供え物を食べる物は祭壇にあずかることです。一方、偶像のささげられる物は、すなわち偶像崇拝にあずかることであり、偶像や悪霊と交わることです。
 ところが、クリスチャンたちは、キリストと偶像に同時に仕えることができません。私たちが、主の杯と悪魔の杯の両方を飲むことができず、主の食卓と悪魔の食卓に、同時にあずかることはできません。これは、主をひどく軽んじることです。それでクリスチャンたちは全ての偶像崇拝を避けなければなりません(14)。
2.だれでも、自分の利益を求めないで(23-33)
 すべてのことは、してもよいのですが、すべてのことが有益とは限りません。クリスチャンたちの生き方には、一つの大原則があります。それは、自分のために生きずに、神様と他人のために生きることです(24)。
 私たちは、根本的に、どれでも食べることができますが、他人の良心と信仰のためには、食べないでいることも、できます。私たちクリスチャンは、食べるにも、飲むにも、何をするにも、ただ神様の栄光を現わすためにしなければなりません(31)。その時、多くの人を救うことができます(32)。

祈り:主よ!私がこれからは、自分の利益だけを求めずに、あらゆることにおいて、神様の栄光と、ほかの人の有益を求めるようにさせてください。

一言:食べるにも、飲むにも


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