聖書別日ごとの糧   >>   コリント人Ⅱ[2006]

2006年 10月 16日 (月)

Ⅱコリント7:2-16
神のみこころに添った悲しみ


Ⅰ.私たちに対して心を開いてください(2-4)

 パウロはコリントの聖徒たちが喜びでパウロ一行に対して心を開くことを願いました。彼は誰にも不正をしたことがなく、誰をもそこなったことがなく、誰からも利をむさぼったことがありませんでした。彼らはコリントの聖徒たちと苦楽を共にしました(3)。パウロは誰よりもコリントの聖徒たちを誇りに思い、喜びました。

Ⅱ.悔い改めによる喜び(5-16)

 パウロがマケドニヤに着いた時、多くの苦難のために、からだと心に安らぎがありませんでした。しかし慰めの神様はテトスを遣わしてくださったことで大きな慰めをくださいました。テトスはコリント教会を訪問し、大きな力を得て帰って行きました。それだけではなく、コリントの聖徒たちがパウロを慕い求め、過去に犯したあやまちを嘆き悲しみ、パウロを支持している知らせを伝えました(7)。この知らせを聞いたパウロは大変喜びました。それで彼は前の手紙で彼らの心をしばらくの間悲しませたことを喜びました。なぜならその戒めの手紙が彼らの罪を悟らせ、神様の御前で悔い改めるように助けたからです(9)。神様の御心に添った悲しみ、すなわち悔い改めるように助けることは、その時には人々の心を悲しませますが、根本的にその人を救いに至るように助けます(10)。パウロの手紙を受けたコリントの聖徒たちは実生活が大きく変わりました(11)。このように真理に基づいたはっきりとした悔い改めのメッセージは兄弟たちのいのちを生かします。


祈り:主よ!私がその時は心が痛んでも、兄弟たちを真理に導かなければならないことを悟りました。私に信仰をください。

一言:神様の御心に添った悲しみ


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