聖書別日ごとの糧   >>   コリント人Ⅱ[2006]

2006年 10月 17日 (火)

Ⅱコリント8:1-9
マケドニヤの豊かな施し


Ⅰ.力以上にささげました(1-5)

 パウロはコリントの聖徒たちにエルサレム教会のための救済献金を最後まで行なうように勧めます。この救済献金を担うのにおいて、マケドニヤ教会はすでに模範を示しました。彼らは多くの苦難と試練を受け、極度の貧しさの中にありました。それでも彼らは志願して力以上に献金をしました(3)。彼らは救済事業に参加できるように、切にパウロに求め、まず自分自身を主にささげた後、喜びで献金しました(5)。

Ⅱ.キリストの貧しさになった(6-9)

 マケドニヤの聖徒たちが模範的に献金したことを知らせたパウロは、今コリントの聖徒たちもそのように担うよう勧めました。彼らは信仰も豊かで、知識も多く、熱心もありました。そのようにパウロは彼らが救済献金も豊かにするように願いました。パウロがこのように話したのは、彼らが多く献金をするように強要するためではなく、エルサレムの聖徒たちに対する彼らの愛を実際に表現するように助けるためでした(8)。イエス・キリストは最も豊かな方でしたが、最も貧しい者になりました。このイエス様の恵みによって私たちは豊かになりました(9)。それで私たちが貧しい者のために献金することは、受けた恵みを返すことです。だからパウロは救済献金を恵みとして表現しました。私たちがこの恵みを喜びで担うことができるように祈ります。


祈り:主よ!マケドニヤの聖徒たちの献金する姿勢を教えてくださり感謝します。私も志願する心で満ち溢れるように恵みを担います。

一言:力以上にささげる献金



2006年 10月 18日 (水)

Ⅱコリント8:10-24
平等を図る献金


Ⅰ.救済献金の意味(10-15)

 コリントの聖徒たちは一年前から救済献金を始めました。それで今整理するときが来ました。しかし献金は強いられてすれば良くなく、自発的な心でしなければなりません。神様は、志願する献金は受け取ってくださいますが、強いられてするものは受け取ってくださいません。救済献金は支援される人々は平安にし、献金する人々は苦労させるのではありません(13)。苦しい状況の中にある人々を金銭で助けることで、お互いに平等を図るためのものです。苦難にぶつかっている人々のために今献金をすれば、後に私たちも苦難にぶつかった時、助けを受けることができます(14)。神様は公平な方です。

Ⅱ.選ばれた働き人(16-24)

 救済献金を集めて伝達するのには、実務者が必要です。パウロはこの働き人をたいへん注意深く立てました。なぜなら多くの金銭を管理して、サタンの試みにあうこともあるからです(20)。この仕事にテトスが最も適していました。彼は志願する心でコリント教会に行って、この仕事を始めました。またテトスと共に別に一人の兄弟を送りましたが、彼は全ての教会で称賛される人でした。また別の兄弟もいましたが、彼は何度もテストを受けた人でした(22)。三人は教会の使いとして忠実に使命を担わなければなりません。お金はよく使えば人を生かしますが、あやまって使えば、人を滅ぼすために、いつも注意を払って取り扱わなければなりません。


祈り:主よ!救済献金を通して、平等を図ろうとする神様に感謝します。私が喜んで救済事業に参加します。

一言:平等を図る救済献金


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