聖書別日ごとの糧   >>   コリント人Ⅱ[2015]

2015年 12月 27日 (日)

コリント第二13:1-13
あなたがたは、自分自身をためし

1.今度そちらに行った時には、容赦はしません(1-4)
 コリントの兄弟たちのうち、何人かの人々は、「パウロは心が弱い人なので、自分たちを厳しく罰することはできない」と思っていたようです。しかしパウロは、前から罪を犯している人たちと、咎められても悔い改めない人たちは、「今度は容赦しない」と警告しています。たとえパウロは人間的には弱くても、神様の力のゆえに強くなりました(4)。特に、罪を犯して、悔い改めない人たちに対しては、強くならずにはいられません。
2.真理のためなら(5-13)
 コリントの兄弟たちは、にせ使徒たちの扇動によって、ひどく心が高ぶっていたようです。パウロは彼らに、「信仰に立っているかどうか、自分自身をためし、また吟味しなさい。」と訴えました(5)。パウロは、たとえ自分が使徒として認められなくても、彼らが善を行なう者になることを、願っています。
 パウロは、真理に逆らっては何もすることもできず、真理のために働きました(8)。また、自分が弱くても、兄弟たちが強く、完全な者になることを喜ぶほど、兄弟たちのために働きました(9)。パウロは、真理と兄弟たちのために、生涯をささげました。パウロは今、彼らが悔い改めることによって、真理のうちに、喜びの中で出会えるように、と祈っています(10)。

祈り:主よ!コリント人への手紙第二を通して、牧者の姿勢を学ぶようにしてくださり、感謝します。私も兄弟たちを熱く愛し、大胆に真理を宣べ伝えることができるように、祈ります。

一言:真理のために、兄弟たちのために


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