2005年 06月 13日 (月)
再び産みの苦しみをしているパウロ
Ⅰ.どうして幼稚な教えに逆戻りしようとしたのか(8-11)
彼らは過去神様を知らず、本質的には悪魔の奴隷になっていました(8)。しかし彼らは福音を信じて神様の子どもとなり、神様に知られるようになりました(9)。ところが彼らは再び無力で、無価値の幼稚な教えに逆戻りしようとしています。
福音を受け入れた後にも、私たちは絶えず神様の御言葉の中で成長する生活をしなければなりません。御言葉を離れて、いくつかの形式と律法に縛られた生活をするようになった時、罪の奴隷になるのです。
Ⅱ.再び産みの苦しみをしています(12-20)
ガラテヤの教会員たちは、最初使徒パウロから福音を受け入れた時、自分の目をえぐり出してあげたいほどパウロを愛し、尊敬していました(14,15)。しかし今彼らは律法主義者たちの熱心に誘惑され、牧者であるパウロから離れ、更にはキリストから離れて行こうとしました。
それで使徒パウロは、彼らのうちにキリストが形造られるまで、再び産みの苦しみをしようと祈っています(19)。使徒パウロは彼らのまことの牧者であり、霊的な父親でした。
祈り:主よ!私が羊たちの心のうちにキリストが形造られるまで、助ける牧者になるように、導いてください。
一言:キリストが形造られるまで
2005年 06月 14日 (火)
二つの契約
Ⅰ.律法の母ハガル
ハガルはアブラハムの女奴隷です(22-25)。それでハガルの体から出たイシュマエルもやはり奴隷です(24,創21:10)。彼は肉によって生まれた子どもです(23)。それで彼はアブラハムを父と呼びながらも、奴隷の身分から抜け出すことができません。その生活は喜びがなく、いつも不平と不満で満ちていました。それで彼は約束の子イサクをいじめました(創21:9)。
しかし彼は根本的にイサクと共に遺産を受けることができませんでした。結局彼は荒野に追い出されました(30)。彼はハガルの子すなわちシナイ山の律法の子どもだったからです(24)。このように律法主義者たちはハガルの子孫です。
Ⅱ.恵みの母サラ
サラはアブラハムの本妻であり、自由な女でした。イシュマエルが肉によって生まれたとすれば、イサクは約束によって生まれた子どもであり(23)、御霊によって生まれた子どもです(29)。イサクはイシュマエルよりも年下です。またいじめられるほど未熟でした(創21:9)。しかし彼は祝福の子どもです。サラは上にあるエルサレム、すなわち私たちの母親です。私たちはイサクのように約束の子どもです。キリストの恵みを、母親から受ける時、まことのクリスチャンの喜びを受けることができるのです。
祈り:主よ!私はイサクのように未熟で弱いです。私を助け、私を縛っているものから自由にしてください。
一言:私は恵みの子どもです
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