聖書別日ごとの糧   >>   テモテⅠ[2017]

2017年 04月 20日 (木)

テモテ第一1:1-11 (11)
神の栄光の福音によれば

 一方、パウロが教えた命令は、きよい心と正しい良心と偽りのない信仰とから出て来る愛を、目標としています(5)。違った教えは自分を誇り、分裂を助長するものです。しかし、正しい教えは清潔な心、きよい心と正しい良心と偽りのない信仰とから出て来る愛によって教会共同体を確立させます。偽教師たちは教師でありたいと望みながら、自分で言っていることも、また強く主張していることについても理解していませんでした(7)。律法の限界と役割を知らないまま教えるのは、問題です。律法は、人が正しく用いるならば、良いものです(8)。律法には、罪が何かを悟らせ罪を防ぐ機能があります(9、10)。また、クリスチャンが神の民として正しく生きるように教え、勧める役割もします。神の教会は、違った教えを退け、祝福に満ちた神の栄光の福音のみに従わなければなりません。

適用:私たちがつかむべき正しい教えは何ですか

一言:神の栄光の福音



2017年 04月 21日 (金)

テモテ第一1:12-20(14)
主の恵みはますます満ちあふれるようになり

 パウロがこのようなあわれみを受けたのは、主を信じて永遠のいのちを得ようとしている人々の見本に彼をしようと、イエス様が寛容を示してくださったからです。そこでパウロは、 救いの恵みに対する感激が毎日あふれる中で、世々の王、すなわち、滅びることのない、目に見えない唯一の神、栄光の福音を伝えることにいのちを捧げるようになりました。信仰年数が長くなると、自分の成果にとらわれて「自分の義」を主張することもあるのに、パウロはいつも救いの恵みに対する感謝と感激にあふれていました。パウロは、福音の動き人として生きるようにテモテに勧めます。「信仰と正しい良心を保ち、勇敢に戦いなさい。」とくに、不道徳な生活に気をつけるように強く命じています。ヒメナオとアレキサンデルは正しい良心を捨て、信仰の破船にあった人たちです。

適用:救いの感激が満ちあふれていますか

一言:罪人を救うために来られた


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