聖書別日ごとの糧   >>   テモテⅠ[2017]

2017年 04月 27日 (木)

テモテ第一5:1-16(1)
各聖徒に対する姿勢

 使徒パウロは、助けが必要なやもめを人格的に尊重するだけなく金銭的にも助けました。また、色んな状況に置かれているやもめたちそれぞれの状況に応じて繊細に仕えるようにしました。 子どもか孫がいるやもめは、まずこれらの者に親の恩に報いる習慣をつけさせるように言いました。 信者である婦人の身内にやもめがいたらその人がやもめを助け、教会には負担をかけないようにさせました(16)。身寄りのない一人暮らしのやもめは、神様に望みを置いて昼も夜も神様の助けを願い、責められることのないように助けるべきです。やもめとして名簿に載せる者は支援を受ける者であり、年齢が60歳以上で、すべての良いわざに務め励んだ人としました。しかし、若いやもめは結婚をし、子供を産み、家庭を治め、 反対者にそしる機会を与えないように助けるべきです。

適用:聖徒たちにどのように接していますか

一言:謙遜と愛で



2017年 04月 28日 (金)

テモテ第一5:17-6:2(5:17)
尊敬を受けるにふさわしい長老

 教会を導く長老たちは尊敬を受けるべき人です。御言葉を伝え、教えるためにほねおっている長老たちは特にそうです。なぜなら、御言葉を教えることはとても大切だからです。働き手が報酬を受けることは当然であるように、良く導く長老たちは尊敬を倍受けたとしても当然です。反面、長老が罪を犯したと告白する時には公正に取り扱い、慎重に対応すべきです。 策略かもしれないので、ふたりか三人の証人がなければ、それを受理してはいけません。しかし、長老の犯罪が事実として確定したら、他の人を恐れさせるために、人の前で責めます。偏見なく公平にとり扱うことで、教会は真理の上に堅く立つようになります。長老のような教会指導者たちを按手してたてるときには、慎重にしなければなりません。彼らが罪を犯すと他の人に悪影響を及ぼし、教会は大きな打撃を受けるからです。
 パウロの時代、ローマ居住者の三分の一が奴隷であり、他の地域ではその比率はもっと高かったと言われています。このような状況で信仰を持った奴隷たちは、自分の主人が信者でなくても尊重すべきです。そうすることで、神様の御名と使徒たちの教えがそしられることなく未信者に良い影響を与えます。 反面、信者である主人に仕える時、信仰の兄弟だからといって主人を軽く見ることをせず、むしろ、ますますよく仕えなさいとあります。なぜなら、その主人たちは信仰の中で愛する兄弟たちを助けているからです。

適用:尊敬する人は誰ですか

一言:御言葉と教えにほねおっている方々


<<(1)    前のページ(4)    5    次のページ(6)    (6)>>

聖書別日ごとの糧