聖書別日ごとの糧   >>   テモテⅠ[2023]

2023年 08月 23日 (水)

テモテへの手紙第一4:6-16(6)
キリスト・イエスの立派な奉仕者

テモテがエペソの兄弟たちによく仕えるなら、キリスト・イエスの立派な奉仕者になるとパウロは教えます。そのためには、信仰のことばと自分が従ってきた良い教えの言葉で養われることです。敬虔のために自分を鍛錬しなさいと言います。肉体の鍛錬も少しは有益ですが、敬虔のための鍛錬はすべてに有益です。今のいのちだけではなく、来るべきいのちを約束してくれるからです。私たちも鍛錬をして青年たちを助けるなら立派な奉仕者になります。ただ敬虔に至るためには、自らを鍛錬しなければなりません。自分が足りないことを認め、イエス様の御言葉を学び、それに従順でしょうか。当時エペソ教会に入って来た偽教師たちは、表向きは敬虔でしたが、その実がありませんでした。ただ自分を高める者たちでした。パウロは彼らを警戒するよう言います。敬虔に至る道は、絶えず自分自身を鍛錬し続けるプロセスです。ただ神様に望みを置いている時にのみ可能です。あなたは教会や聖書からどんなトレーニングを受けていますでしょうか。

 また、キリスト・イエスの立派な奉仕者は、ことばにも、態度にも、愛にも、信仰にも、純潔にも信者の模範となることをパウロは教えます。そのために、聖書の朗読と勧めと教えとに専念しなさいと言います。これらのことに心を砕き、ひたすら励むなら、テモテの進歩はすべての人に明らかになります。このような霊的な闘争を続ける時、キリスト・イエスの奉仕者として成長するようになります。さらに進んで、自分を救うだけではなく、ほかの人を救うのに尊く用いられます。



祈り:周りから認められたい思いがある一方で、自身への鍛錬を怠っていたことを悔い改めます。心を砕き、ひたすら励むよう、今日の日が、あなた様がくださった賜物を活かす日となるように祈ります。

一言:敬虔に至るまで、鍛錬しなさい


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