ところが、クレテの教会は、12節のように「クレテ人は昔からの嘘つき、悪いけだもの、怠け者の食いしん坊」というあだ名を持つ島にありました。そのような所に福音が宣べ伝えられましたが、現実はどうでしたか。商売のためには嘘をつくような場所であり、偽りと欺きが盛んで割礼派が強いところでした。パウロは「こういう人を厳しく戒めて、人々の信仰を健全に」するよう命じました。ここで、“健全に”という言葉は信仰を健康にするという意味です。健康な信仰は、教会の指導者を通して教えられた教えにかなった行いをします。健全な教えがあるにもかかわらず自分の利益のために反抗的で不従順で、口では認めながら行ないでは否定したらいけません(16)。健全な信仰は、いつも正しい教訓を選択し、真理によって生き、聖い良心によって汚い利を貪りません。
敵応：?までついて汚い利得を得ようとしますか
一言：健全な信仰生活をしなさい