聖書別日ごとの糧   >>   ペテロⅠ[2003]

2003年 04月 16日 (水)

ペテロノ手紙第一3:1-12
平和を求めてこれを追い求めよ

Ⅰ.夫に服従し、妻を尊敬しなさい(1-7)
 妻は家庭の平和のために夫に服従しなければなりません。これは妻が持つべき美徳です。妻は夫を無視し、夫の自尊心を傷つけるなら、家庭に平和が来ることができません。妻は、髪を編んだり、金の飾りをつけたり、着物を着飾るような外面的なものを飾ることより、柔和で穏やかな霊を持つことで内面を飾らなければならないのです。そうする時、信仰のない夫であっても、妻の敬虔で貞淑な行ないに感動して救いを得るようになるのです。
 夫は妻が自分よりも弱い器であり、いのちの恵みをともに受け継ぐ者として尊敬しなければなりません。夫が妻を尊び愛さなければ、やはり家庭が平和になることができないのです。夫や妻がみな神様の御言葉に聞き従う時、家庭の幸福が訪れるのです。互いに祈りが妨げられずに同労することができるのです。
Ⅱ.心を一つにし、同情し合いなさい(8-12)
 クリスチャンたちは神様の中で、一つの兄弟姉妹なので、心を一つにしなければなりません。同情し合い、兄弟のように愛し、あわれみ深く、謙遜でなければなりません。一言でイエス様の心を持たなければなりません。またクリスチャンは悪をもって悪に報いず、むしろ祝福を与えなければなりません。そうする時、神様の祝福を受け継いで、平和を受けることができるのです。いのちを愛し、幸いの日々を過ごしたいと思う者は、舌を押さえて悪を言わないようにしなければならないのです。悪から遠ざかって善を行ない、平和を求めなければならないのです。

祈り:主よ!私が人々と平和の関係を結ぶことができるように祈ります。

一言:同労する家庭、愛する集まり



2003年 04月 17日 (木)

ペテロノ手紙第一3:13-22
正しい良心をもって

Ⅰ.心の中でキリストを主としてあがめなさい(13-16)
 私たちが善に熱心であるなら、誰が私たちに害を加えるでしょうか。クリスチャンたちは善を熱心に行なっても、イエス様を信じるという理由だけで、害を受ける時があります。その時私たちは一つ知っていなければならないことがあるのです。それは義のために苦しむことがあるにしても、それは幸いなことなのです。それで私たちは迫害を受ける時、恐れたり心を動揺させてはならず、心の中でキリストを主としてあがめなければならないのです。私たちが持っている望みに関する理由を尋ねる人々のために前もって答えを準備しなければなりませんが、優しく、慎み恐れなければなりません。そして正しい良心を持たなければなりません。そうすれば正しい生き方をののしる人たちが、結局は恥じ入るようになるのです。
Ⅱ.善を行なって苦しみを受けなさい(17-22)
 善を行なって苦しみを受けるのが神様の御心です。イエス様は完全な義人ですが、悪い人々を神様の御前に導くために、悪い人々の身代わりに死に渡されました。しかしイエス様は肉においては死に渡されましたが、霊においては生かされました。そして捕らわれの霊たちのところに行って御言葉を宣べられたのです。ノアの洪水の時、箱舟の中にいたノアの家族八人が救いを受けました。その時、降って来た水は私たちを救うしるしのバプテスマを意味するのです。バプテスマは私たちの良心を清め、私たちが神様を探すようにするのです。

祈り:主よ!私に正しい良心をください。

一言:正しい良心をもって最後まで信仰の道を歩もう


<<(1)    前のページ(2)    3    次のページ(4)    (5)>>

聖書別日ごとの糧