聖書別日ごとの糧   >>   ペテロⅠ[2003]

2003年 04月 18日 (金)

ペテロノ手紙第一4:1-6
同じ心構えで自分自身を武装しなさい

Ⅰ.神様のみこころのために過ごすようになるのです(1,2)
 キリストが肉体において苦しみを受けられた理由は何でしょうか。それは私たちに、罪とのかかわりを断ち、神様のみこころのために過ごさせるためです。それで使徒ペテロは、あなたがたも同じ心構えで自分自身を武装しなさい、と言いました。罪の誘惑は甘いです。それは敵が放つ矢のように私たちの心に突き刺さります。サタンが放つ矢を逃れられる人はいません。しかし私たちがイエス様の心構えで武装するなら、どんな罪の誘惑であっても退けることができるのです。私たちは地上の残された時を、神様のみこころのために過ごさなければならないのです。
Ⅱ.それは過ぎ去った時で、もう十分です(3-6)
 過去私たちは肉の欲に従って、好色、情欲、酔酒、遊興、宴会騒ぎ、忌むべき偶像礼拝などにふけったものですが、それは異邦人たちがしたいと思っていることを行なったのです。しかし私たちはキリスト・イエスを信じることで、昔の生活から抜け出し、新しい生活をするようになりました。私たちが罪深い生活をしたことは、過ぎ去った時でもう十分なのです。世の人々は聖徒たちがいっしょに度を過ごした放蕩に走らないので不思議に思い、悪口を言います。しかし最後のさばきの時に、彼らは生きた者と死んだ者をさばかれるイエス様にすべての罪に対して、申し開きをしなければならなくなるのです。聖徒たちは肉体においては人間としてさばきを受けます。しかし霊においては神様によって生きるようになるのです。そのため霊的に死んだ人々に福音を証しするのです。

祈り:主よ!イエス様の心情で武装し、罪の誘惑を退け、神様の御旨に従って生きることができるように助けてください。

一言:キリストの心情で武装しなさい



2003年 04月 19日 (土)

ペテロノ手紙第一4:7-19
万物の終わりが近づきました。

Ⅰ.祈りのために、心を整え身を慎みなさい(7)
 万物の終わりが近づくと、人々は不安になり忙しくなり、放蕩した生活をし、偽預言者に従いやすいのです。しかし聖徒たちはこのような時であるほど、心を整え身を慎み祈らなければなりません。そうしなければ自分も知らないうちに試みに会うようになるからです。
Ⅱ.互いに熱心に愛し合いなさい(8-11)
 終わりの日が近づくと人々は自分を愛し利己的になります(Ⅱテモ3:1,2)。しかし聖徒たちは互いに熱心に愛し合わなければなりません。愛は多くの罪を覆います。お互いに愛し合う時、全ての問題が自然に解決されます。兄弟を愛する人には、兄弟の短所とあやまちも美しく見えます。互いに愛し合う所には恵みがあり、喜びがあります。聖徒たちは、おもてなしをする時文句一つ言わずに行ない、神様の恵みの良い管理者として互いに奉仕しなければならないのです。言うならば、神様の御言葉にふさわしく語り、奉仕するならば、神様が豊かに備えてくださる力によって、それにふさわしく奉仕しなければならないのです。
Ⅲ.キリストの苦しみにあずかれるのですから、喜んでいなさい(12-19)
 終わりの日になると、聖徒たちが受ける試みが多く生じるようになります。聖徒たちはこれを、何か思いがけないことが起こったかのように驚き怪しむのではなく、キリストの苦しみにあずかれるのですから、喜んでいなければなりません。キリスト人として苦難を受けることは、将来主が私たちにくださる栄光の約束手形です。それで神様の御旨の通りに良いことを行なうことで、そのたましいを神様に任せなければならないのです。

祈り:主よ!私が目を覚まして心を引き締めて祈ることができるように助けてください。また熱心に兄弟を愛するように助けてください。

一言:熱心に互いに愛し合いなさい


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