聖書別日ごとの糧   >>   ペテロⅠ[2014]

2014年 09月 25日 (木)

1ペテロ2:4-10
王である祭司

1.敬い、生ける石(4-8)
 著者は、散らされた寄留者たちに、「イエス様のもとに来なさい。」と言いました。イエス様は、人々には捨てられましたが、神様には選ばれました。神様は彼を選ばれ、尊い、生ける石とされ、彼を中心に、救いの御業の霊の家を築いて行かれます。私たちが、このイエス様のもとに出て行く時、私たちも生ける石として、この御業に用いられるようになります。クリスチャンは、この世では蔑まれても、イエス様の中では、救いの御業の尊い生ける石です。むしろ、イエス様を受け入れない人々が徹底的にぶつかりあい、砕かれるようになります。
2.王である祭司(9,10)
 クリスチャンはまた、イエス様と共に、王である祭司です。また、聖なる国民であり、神の所有とされた民です。祭司は、民のたましいのために、神様に祈り、彼らを導く職分です。世の中には、多くの種類の使命と職分があります。しかし、クリスチャンが持っている職分よりも、優れたものはありません。ただ、世の中がそれを知らないだけです。それで、クリスチャンは、どんな人であってもぶつからずに、抱くことのできる王のような内面性と、神様の民らしく、非凡性を備えなければなりません。そして、私たちを、やみの中から救い、ご自分の驚くべき光の中に招いてくださったイエス様のすばらしいみわざを、宣べ伝えるのに、務めなければなりません。

祈り:主よ!私の歴史的な位置と、任された職務の重要性を悟らせてくださり、感謝します。私が熱心にこれを担うことができるように助けてください。

一言:クリスチャンは尊い人々



2014年 09月 26日 (金)

1ペテロ2:11-25
神様に栄光をささげなさい

1.神様の栄光のために(11,12)
 クリスチャンたちは肉の欲を遠ざけなければなりません。肉の欲を遠ざけなければ、霊的な生活ができません。それだけではなく、世の人々に誹謗され、神様の栄光をさえぎることになります。ノンクリスチャンたちは、私たちの言葉より、行ないを見て、それを通して、神様を学ぶことを、肝に銘じて置かなければなりません。
2.主のゆえに従いなさい(13-17)
 クリスチャンたちは神様にだけ聞き従い、政府や社会制度に対しては、反発してしまいがちです。しかし、本当に主のためであるなら、むしろそのようなものに従わなければなりません。愚かな人々に無知な言葉を聞く必要もなく、彼らと争って、主の御業を批判する口実を与える必要もありません。特に、税金を払わないなど、自分の有益のために、クリスチャンの自由を使ってはいけません。
Ⅲ.キリストに見習いなさい(18-25)
 私たちは、その人が上司であるなら、服従しなければなりません。善良で優しい人にも、横暴な人にも、服従しなければなりません。すると、理由もなしに苦難を受けることもあります。しかし、善を行なっていて、苦難を受けるなら、それは美しいことです。イエス様は罪がありませんでしたが、私たちの罪を担うために、言われもなしに、気にかけられました。それでも、その口に何の偽りも見い出せず、ののしり返すこともされませんでした。ただ、義の神様にゆだねました。

祈り:主よ!私が、ノンクリスチャンの中で、神様に栄光を現わし、イエス様に従う謙遜な心をください。

一言:主のその足跡


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