聖書別日ごとの糧   >>   ペテロⅠ[2014]

2014年 09月 27日 (土)

1ペテロ3:1-12
神様の御前で、価値ある生活

1.自分の夫に服従し、自分の妻を尊敬しなさい(1-7)
 妻は、自分の夫に服従しなければなりません。これは、夫の方が上だ、という意味ではなく、妻が持つべき美徳です(5)。妻たちは、また、華やかに着飾ったり、高価な服などの外貌よりも、柔和で貞淑な内面を兼ね備えることに、力を入れなければなりません。
 すると、信じない夫であっても、妻の謙遜と美徳に感動して、神様に進み出て、救いを得るようになるかも知れません(1)。
 一方、夫たちは、妻が自分よりも弱い器であることを理解しなければなりません。また、いのちの恵みをともに受け継ぐ者として尊敬しなければなりません。夫が妻を理解し、尊敬する時、お互いに祈りがさまたげられず、力を合わせることができます。
2.心を一つにし、同情し合い(8-12)
 クリスチャンが共同生活をするにあたっての基本的な姿勢は、心を一つにして、お互いに愛し合うことです。それで、同情し合い、謙遜でなければなりません。一言で、それぞれがイエス様の心を持たなければなりません。悪をもって悪に報いず、侮辱をもって侮辱に報いず、かえって祝福を与えなければなりません。クリスチャンは、祝福を受け継ぐために、召された人々だからです。

祈り:主よ!私の家庭に秩序があり、主のために同労する家庭になるようにしてください。また、私たちの集まりが愛と祝福の満ち溢れる集まりになるようにしてください。

一言:同労する家庭、愛し合う集まり



2014年 09月 28日 (日)

1ペテロ3:13-22
心の中でキリストを主とあがめなさい

1.心の中でキリストを主としてあがめなさい(13-16)
 私たちが義のために生きようとするなら、苦しみがあります。また、私たちを脅す人々も出て来ます。このような時こそ、キリストを主としてあがめ、聖くなければなりません。そうすれば、彼らが脅しても、私たちの心は支配されたり、恐れたりしません。また、いつでもはっきりと答えることができるように、私たちが天の御国に対する望みを持って生きることを心に抱いています。すると恐れによって、心が動揺したりしません。
2.善を行なって苦しみを受ける(17-22)
 著者は、もう一度、善を行なって苦しみを受けよ、と言っています。イエス様は正しい方ですが、悪い私たちを神様の御前に導くために、私たちの身代わりになって、十字架で死なれました。しかし、イエス様は、肉においては死に渡されましたが、霊においては生かされました。それだけではなく、天に上られ、神様の右の座におられ、御使いたち、全ての権威と権力が彼に従えられました。
 ノアの時代の人々のように、神様の長い忍耐を軽んじ、聞き従わない人々は、結局さばきを受けます。善を行なって苦しみを受けることは、敗北ではなく、勝利です。

祈り:主よ!私が世の人々の脅かしにふるえるより、御国に対する希望を持ち善を行なうことで、苦しみを受ける勇気をください。

一言:私たちのうちにある希望


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