聖書別日ごとの糧   >>   ペテロⅡ[2014]

2014年 10月 13日 (月)

2ペテロ3:1-18
主の日は、盗人のようにやって来ます

1.水のさばきの歴史的な例(1-7)
 ノアの時代の人々は、差し迫って来るさばきに関する神様の御言葉を、あざ笑い、欲望に従って生活しました。しかし、時になると、神様が言われた通りに、洪水で世をさばかれました。神様の御言葉は、例外なく、成就しました。これは、確かな歴史の例です。神様は、私たちが生きている天と地を、火でさばく、と言われました(イザ66:15,16,ダニ7:10,マラ4:1,2テサ1:7)。歴史的に、水のさばきが成就したように、火のさばきも成し遂げられます。それで、私たちは、歴史意識を持っていなければなりません。
2.神様が耐え忍ばれた理由(8-18)
 主のさばきが遅れたのではありません。神様には、一日は千年のようであり、千年は一日のようです。神様が長く耐え忍ばれる理由は、誰の滅びることなく、みな悔い改めて、救いに至ることを願われるからです。決して、「さばきがない」とか、「遅れている」と考えてはいけません。
 しかし、神様はいつまでも耐え忍ばれるのではありません。主の日は、盗人のようになってきます。誰もが思いもしなかった時に、突然、やって来ます。その日には、天は大きな響きをたてて消え失せ、天の万象や、地と地のいろいろなわざは焼き尽くされます。宇宙の全ての法則と秩序が崩れてしまいます。それで、私たちは主の日が来るのを待ち望み、望みの中で、聖なる行ないをし、敬虔な思いで生きなければなりません。また、救い主イエス・キリストの恵みと知識において、成長しなければなりません。

祈り:主よ!私が主の栄光ある再臨とさばきを信じます。主の日を慕い求め、目を覚まし、注意して生きるように、助けてください。

一言:主の御前に、汚れもしみもないまま、立ちます


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