聖書別日ごとの糧   >>   ヨハネⅡ[2013]

2013年 11月 26日 (火)

2ヨハネ1:1-13
夫人たちへ

1.真理によって子どもを育てる(1-4)
 ヨハネの手紙第二は、使徒ヨハネが多くの婦人たちに与える御言葉です。夫人たちが、自分の子どもたちをどのように育て、夫人たちの間では互いにどうあるべきか、異端に対しては、どんな態度を持つべきかを話しています。
 母親は子どもたちを溺愛するあまり、真理によって教育できない場合が多くあります。しかし、本当の愛は、子どもたちを真理によって育てることです。「あなたの子どもたちの中に、御父から私たちが受けた命令のとおりに真理のうちを歩んでいる人たちがあるのを知って、私は非常に喜んでいます。」(4)。真理の御言葉で、子どもたちを養育する時、子どもたちが真理に従う者として、暗い時代を照らす真理のともしびであり、腐敗した世を守る塩の役割を果たします。
2.互いに愛し合いなさい(5,6)
 「そこで夫人よ。お願いしたいことがあります。私たちが互いに愛し合うということです。」(5)。夫人たちが、競争心と利己心で争うなら、家庭と集まりと社会は破壊されますが、互いに愛し合う時、美しい共同体を作り、いのちが生かされます。
3.反キリストには、あいさつもしてはならない(7-13)
 エデンの園で、サタンは女であるエバをまず、誘惑しました。異端は、一般的に、まず夫人に接近します。それで、女性たちが目を覚まして祈り、霊的な分別力を持つことは、大変重要なことです。イエス様が肉体の服を着て来られたことを否定する人々を、家の中に入れてもいけません。

祈り:主よ!女性たちが、真理によって子どもたちを教育させ、互いに愛し合う成熟した母親になるように、助けてください。

一言:真理によって教える母親


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