聖書別日ごとの糧   >>   黙示録[2018]

2018年 10月 23日 (火)

ヨハネの黙示録2:1-11(10)
あなたは死に至るまで忠実でありなさい

 スミルナにある教会は、皇帝崇拝を総括する都市に立てられていて皇帝崇拝を強いられていました。信仰を守るために職場を失い、苦しみと貧しさの中にいました。しかし、主は「あなたは、実際は富んでいる」と言われました。霊的にお金持ちだと言われます。そして苦難の中にいる彼らに幾つかの方向を下さいました。一つ目:彼らが受けようとしている苦しみを恐れてはいけません。なぜなら復活の力となる主が彼らを守ってくださり、かりに殺されたとしても彼らには栄光ある復活が待っているのです。二つ目:死に至るまで忠実でありなさい。遠くない将来、何人かの人が牢に投げ入れられ死ぬような患難が来ようとしています。この患難によって教会は霊的に試みられます。このような患難の時、どうしたら良いでしょうか。「あなたは死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたに命の冠を与えよう。」甚だしく死ぬその瞬間までも神様の御前で真実でありなさいという御言葉です。死の前でも真実であるなら主が「命の冠」を与えてくださいます。 

適用:どんな姿勢で主に仕えますか

一言:愛と忠実で



2018年 10月 24日 (水)

ヨハネの黙示録2:12-29(25)
持っているものをしっかりと持っていなさい

 テアテラにある教会は、主が認めるほど行いと愛と信仰と奉仕と忍耐が立派でした。ところが非難すべきところがありました。イゼベルをなすがままにさせたことです。旧約時代イスラエルはイゼベルを受け入れ、バアルに仕えて淫乱に陥って滅びました。当時、事業をするためには事業組合に加入し、神殿でも事業のための会議をするようになり、自然と偶像崇拝をしたり、淫乱を楽しんだりしました。現代も、商売や事業を優先し、仕事の付き合いを言い訳にお酒と淫乱を許容します。サタンはこのようなことを利用して淫行させ、偶像に捧げた物を食べさせていました。このようなサタンの策略が分かったなら、イゼベルの淫乱な勢力を容認してはいけません。容認することは、寛容的な態度で受け入れることであり、そうしているうちに魂がつまずきます。ですから、淫行と戦って取り除くべきです。主は不品行と姦淫を行う者たちが悔い改めないなら病の床に投げ込み、大きな患難の中に投げ込み、その子供たちをも死病によって殺すと警告されます。主は彼らに頼まれます。「ただ、あなたがたの持っている者を、私が来るまで、しっかりと持っていなさい。」(25)。彼らにあるものは十字架の福音です。絶対的な福音信仰です。これを主が来られるときまでしっかり持っているべきです。そうすれば諸国の民を支配する権威を与えてくださいます。

適用:忍び込んでくる物質と快楽を警戒していますか

一言:十字架の福音をしっかりと持っていなさい


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