聖書別日ごとの糧   >>   黙示録[2018]

2018年 10月 27日 (土)

ヨハネの黙示録4:1-11(2)
御座に着いておられる方

ラッパのような声で自分を呼びかけるのが聞こえました。「ここに上れ。この後、必ず起こることをあなたに示そう(1b)」。彼は御霊に感じ、天に一つの御座があり、その御座には神様が着いておられるのを見ました。神様の御姿は、碧玉や赤めのうのように見えました。これらは、聖であり、義であり、威厳ある神様のご品性の現れです。虹が御座の周りを包んでいました。これは恵み深く慈愛に富んでおられる神様の姿を現しています(創9:11-13)。神様は御座に着いておられ、全ての人類を統べ治められ、聖徒たちを見守り助けてくださいます。この神様を見上げる時、大きな慰めと力を得ます。一方神様の御座の周りには白い衣を着て冠をかぶった二十四人の長老が座っていました。彼らは神様の民たちの代表でした。この姿を見たヨハネと聖徒たちは、二十四人の長老たちのように神様の御前で享受出来る栄光を待ち望むようになったでしょう。
 ヨハネは天の御座からまた別の様子も見ました。稲妻と声と雷が鳴りました。これは神様がご臨在されて裁かれる様子です。御座の前に七つの灯が燃えていました。これは神様の七つの霊、すなわち御霊です。また御座の前には、水晶に似たガラスの海がありました。これは神様の栄光と威厳を現わしています。神様は世を裁かれながら同時に御霊に満ち溢れた慈愛深い方です。御座の周りには目で満ちた四つの生き物が立っていました。これらは、昼も夜も絶え間なく聖なる、全能の方、永遠なる方神様を褒めたたえていました。また二十四人の長老たちも拝み、自分の冠を捧げて神様を賛美しました。これは、創造主神様だけが栄光と誉と力を受けるにふさわしいお方であることを現わしています。万物をご自分の御心のままに創られた神様は、すべての被造物から礼拝されるのにふさわしいお方です。

適用:誰に礼拝を捧げますか

一言:天の御座に着いておられる神様


<<(1)    前のページ(3)    4    次のページ(5)    (22)>>

聖書別日ごとの糧