聖書別日ごとの糧   >>   黙示録[2018]

2018年 12月 21日 (金)

ヨハネの黙示録19:1-10(9)
子羊の婚宴

 まず、救いと栄光と力の神様を賛美します(1)。天で大群衆をなす天使と救われた聖徒たちによって構成されたハレルヤ合唱団があります。彼らはバビロンの裁きと救いの完成を見守って感激の中で賛美します。 2節では賛美の根拠について言っています。淫行によって地を汚した大淫婦バビロンの裁きは正しいものであり、主のしもべたちの血の報復がなされたのです。淫婦バビロンの裁きを見守った二十四人の長老と四つの生き物が伏せて御座の神様に礼拝し、「アーメン、ハレルヤ」と賛美します(4)。第二に、全能の神様の統治を賛美します(6)。壮大な歌声と一緒に宇宙万物が起立して全能の神様の統治を賛美します。ヘンデルはこの場面を連想して「全能であり、私たちの神である主(が王座に着かれた)ハレルヤ」と賛美するハレルヤコーラスを作曲しました。
 しばらくは、ドミティアヌス皇帝のような邪悪な権力が支配しますが、実は神様が統治しておられます。聖徒は、現在の苦難を乗り越え、全能の神様が支配しておられることを見る必要があります。第三に、小羊の婚宴を賛美します。バビロンに裁きが下れば、その次には、待ちに待ったイエス様と聖徒との婚宴が開かれます。結婚式の最大の美しさは、花嫁のウェディングドレスです。花嫁が花婿を迎えるために、自分自身をどのように準備しますか。輝くきれいな麻布を着ますが、これは難しい迫害の中でも、信仰の純粋さを保った聖徒の正しい行いを意味します。純潔のウェディングドレスを着た花嫁を見る花婿の心はどうでしょうか。苦難の中で準備してきた花嫁を見て、泥の中に隠れた真珠のように思います。「私の愛は、いばらの中のゆりの花のようだ。」(雅歌2:2)もう苦労は終わりです。「私たちは楽しく大喜びしましょう。彼に栄光を返しましょう。」準備して招かれた花嫁は、花婿であるイエス様と共に神様の中で永遠に真の安息を味わいながら生きるでしょう。

適用:婚宴に着る礼服は準備できましたか

一言:正しい行い



2018年 12月 22日 (土)

ヨハネの黙示録19:11-21(15)
激しい怒りの酒ぶねを踏まれる

 裁きは怖いです。ひとりの御使いがすべての鳥に向かって「神の大宴会に集まれ」と言い、そこで人々の肉を食べます。このとき、鳥の食べ物になる人は誰ですか。王、千人隊長、勇者、馬とそれに乗る者、すべての自由人と奴隷、大きい者、小さい者、とあります。彼らはこの地で神様を信じないで世を賛美し、世と姦淫した汚れた人たちです。世の豪華で贅沢な服、快楽の服、欲望の服を着て生きてきた人々です。世俗主義と物質主義に陥って生きてきた人々です。彼らはローマ1:18-32の人々のように、神様を知っていながら、神様を神としてあがめず、感謝もせず、心の欲望のままに生きてきた人々です。神様は最終日、鳥に彼らのすべての肉を腹いっぱい食べるように言われます。鳥に食べられて死ぬことは、その当時、究極の恥であり呪いでしたが、そのような裁きを受けるのです。それだけではなく、神様は神様に敵対した獣(反キリスト)、偽預言者、獣の刻印を受けた者、偶像崇拝者たちをすべて生きたまま捕らえ、硫黄の燃えている火の池に投げ込まれます。彼らは死にたくても死ぬことさえできず、その火の池で永遠に苦しみを受けるようになります。神様は激しい怒りを神様に逆らった者たちに注がれます。これを知っているなら、私たちはこの地上でどのように生きなければならないでしょうか。神様の純潔の花嫁として生きるべきです。それが幸いなのです。

適用:裁きの大宴会があることを知っていますか

一言:激しい怒りの裁き


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