□10月7日(火)
定められていた人たちは、みな
使徒の働き13:42-52(48)
聖書本文
13:42 二人が会堂を出るとき、人々は、次の安息日にも同じことについて話してくれるように頼んだ。
13:43 会堂の集会が終わってからも、多くのユダヤ人と神を敬う改宗者たちがパウロとバルナバについて来たので、二人は彼らと語り合い、神の恵みにとどまるように説得した。
13:44 次の安息日には、ほぼ町中の人々が、主のことばを聞くために集まって来た。
13:45 しかし、この群衆を見たユダヤ人たちはねたみに燃え、パウロが語ることに反対し、口汚くののしった。
13:46 そこで、パウロとバルナバは大胆に語った。「神のことばは、まずあなたがたに語られなければなりませんでした。しかし、あなたがたはそれを拒んで、自分自身を永遠のいのちにふさわしくない者にしています。ですから、見なさい、私たちはこれから異邦人たちの方に向かいます。
13:47 主が私たちに、こう命じておられるからです。
『わたしはあなたを異邦人の光とし、
地の果てにまで救いをもたらす者とする。』」
13:48 異邦人たちはこれを聞いて喜び、主のことばを賛美した。そして、永遠のいのちにあずかるように定められていた人たちはみな、信仰に入った。
13:49 こうして主のことばは、この地方全体に広まった。
13:50 ところが、ユダヤ人たちは、神を敬う貴婦人たちや町のおもだった人たちを扇動して、パウロとバルナバを迫害させ、二人をその地方から追い出した。
13:51 二人は彼らに対して足のちりを払い落として、イコニオンに行った。
13:52 弟子たちは喜びと聖霊に満たされていた。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
ピシディアのアンティオキアで大きな御業が起こりました。安息日にほぼ町中の人々が、主のことばを聞くために集まって来ました。ところが、ユダヤ人たちはねたみに燃え、パウロの話に反対し、口汚くののしりました。このような反対があってもパウロとバルナバは大胆でした。「神のことばは、まずあなたがたに語られなければなりませんでした。しかし、あなたがたはそれを拒んで、自分自身を永遠のいのちにふさわしくない者にしています。ですから、見なさい。私たちはこれから異邦人たちの方に向かいます。」異邦人たちは福音を聞いて、喜びました。神様の御言葉を賛美しました。永遠のいのちに定められていた人たちは、みな信仰に入りました。主の御言葉は、この地方全体に広まりました。すると再び、ユダヤ人の迫害がありました。御言葉の御業とともに、迫害も次第に激しさを増して行きました。パウロとバルナバはさばきの警告として、足のちりを払い落しました。彼らはイコニオンに行って、再び福音を伝えました。
福音を伝えるところに、必ず拒む人々がいます。彼らは神様の御言葉に敵対します。そんな時、私たちは彼らとぶつかり、委縮する必要はありません。彼らから離れ、別の人々に福音を伝えればよいのです。永遠のいのちをお与えになるために神様が定められていた人々がそこにいます。彼らは福音を喜びます。福音を伝える時、彼らはみな信仰に入ります。今日、私たちが福音を伝える時にも、神様が永遠のいのちを与えるために定められていた人々がいます。福音を伝える時、定められていた人たちはみな信仰に入ります。救いの御業は神様が成し遂げられます。私たちがすべきことは、拒否と妨害にぶつかっても、あきらめずに福音を伝えることです。
祈り:神様が常に福音を受け入れる人を導いておられることに感謝します。今日がだめでも、明日がある、かならず用意されている人がいることをつかんで、今日も、わたしが福音を伝えるようにお助け下さい。
一言:定められていた人たち
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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