2024年 11月 26日 (火)
ソロモンに豊かな知恵をお与えになった神様
ダビデの時代には、戦争が頻繁に起こり、軍団長が重責を負っていましたが(Ⅱサムエル8:16)、平和になったソロモンの時代には、祭司、書記官、史官などの宗教、行政職の人たちが大事な役目を任されました。ソロモンは、イスラエル全土に十二人の守護を置いて、彼らが王と王室のために一年に一ヶ月ずつ、食糧を納めるようにさせました。ソロモン王国は超大国となり、ユダとイスラエルの人口も海辺の砂のように多くなり、全ての面で豊かでした(20)。また、ペリシテとエジプトの国境に至るまで治めていました。ソロモン王国は四方を囲む王国と平和な関係にありました。戦争のラッパの音が途絶え、王国中が平安でした。このようになったのは、知恵の王ソロモンのおかげでした。ソロモンの知恵は、東側の全ての人の知恵と、エジプトの全ての人の知恵に優っていました(30)。彼は三千の箴言を語り、彼の歌は一千五首もありました。全ての国の王たちが、彼の知恵を聞くためにやって来ました。彼が、それほどまでに知恵に優れていた理由は何でしょうか。それは、神様が彼に非常に豊かな知恵と英知をお与えになったからです。
指導者は、知恵がある時、自分に従う人々を、正しく導くことができます。知恵と英知の源は神様です。神様の御言葉である聖書は、私たちを完全なものとし、すべての良い働きを担う者に整えてくれます(Ⅱテモテ3:17)。知恵が足りない時、神様に求めるなら、満たしてくださいます(ヤコブ1:5)。私たちが、知恵の源である御言葉を愛し、神様に祈ることで、知恵と英知に満たされるように祈ります。
祈り:知恵があるとき、人々を正しく導きくことができることを学びます。神様が与えてくださる御言葉を愛します。どうか、あなたの知恵に満たされるようにしてください。
一言:神様の御言葉から知恵を得る
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