□5月9日(金)
嫉妬する妻たちの間で
創世記29:31-30:24(30:1)
日毎の糧
主はヤコブに愛されなかったレアを憐れんで、彼女の胎を開かれ、ルベン、シメオン、レビ、ユダの四名の息子たちを与えて下さいました。レアに嫉妬したラケルは、ヤコブに自分にも子供を下さらなければ自分は死ぬと脅かしました。ラケルは、ヤコブが自分の女奴隷ビルハのところに入るようにし、ダンとナフタリを得ました。ヤコブに愛される為、二人の妻は息子を産む競争をしました。レアは女奴隷ジルパをヤコブに妻として与え、ガドとアシェルを得ました。又、ルベンが野に出て行って、恋なすびを見つけたので、レアはその恋なすびと引き替えにヤコブ゙を得て、イッサカルとゼブルンを産みました。神様はラケルの望みを聞き入れ、ヨセフを与えました。ヤコブは二人の妻の競争に巻き込まれ、あっちに、こっちにへと連れまわされました。来いと言われれば来て、行けと言われれば行きました。何の自己主張も出来ませんでした。息子たちの名前も、全て妻たちがつけました。神様は、二人の妻の愛の争いを通して、ヤコブが謙遜さを学ぶようにされました。同時に、将来12部族を成すようになる息子たちが生まれるようにもされました。
私たちも時々、こちらに追われ、あちらに押されます。自分の声をあげる機会も得られなかったりします。しかし、そのような瞬間にも、神様が働いておられます。神様がご存じでないものは一つもありません。神様の御手が届かないところは全くありません。私たちが神様の絶対的な愛と摂理を信じ、与えられた状況で霊的な訓練をよく担うように祈ります。
祈り:主よ、あなたがどんな瞬間にも働いてくださっていることを感謝します。見えない主の働きを信じて、今日も信仰によって歩めるように祈ります。
一言:神様の奥妙な御旨
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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