2024年 10月 21日 (月)
わたしの霊によって
神様は、八つの幻を通じて、神殿再建がもたらす慰めと希望のメッセージを伝えておられます。今日の箇所では、五番目の幻、金の燭台と二本のオリーブの木の幻を見せてくださいます。御使いは、再びゼカリヤに幻を見せてくださいましたが、一つは全体が金でできた一つの燭台でした。その上部には、鉢があり、その鉢の上には七つのともしび皿があり、その上部にあるともしび皿には、それぞれ七つの管がついていました。もう一つは、燭台の左右に二本のオリーブの木がありました。これは、ゼルバベルへの主のことばでした。神様は、神殿再建を指揮するユダの総督であるゼルバベルを励ましてくださいます。神殿再建は人の権力や能力によってはできないことです。ただ主の霊によってできることです。神様はゼルバベルの前にある大いなる山のようなこの仕事を、平地のようにしてくださいます。ゼルバベルを通して始められたその仕事は、主の霊によって成し遂げられるという確信を与えてくださいます。
純金の燭台から二本の金の管によって油をそそぎ出すオリーブの二本の枝は、一体何でしょうか。これらは、全地の主のそばに立つ、ふたりの油注がれた者だと言っています。それは、神殿再建と国家回復のために油注がれた二人の指導者、ゼルバベルとヨシュアを指しています。神様は、二人の指導者を立てて、彼らを通して計画したことを必ず成就するという確信を、幻を通して与えて下さいました。神様は、オリーブの二本の枝のようなゼルバベルとヨシュアを助けてくださり、彼らの燭台の火を灯すように、神殿再建の仕事をよく担うようにしてくださいます。担いきれないと思い落胆するとき、その燭台に油を注いでくださる神様を仰ぎ見なければなりません。
祈り:自分の能力では解決できない問題にぶつかった時、絶望するのではなく神様に頼り、主の霊によって成し遂げられることを信じます。
一言:わたしの霊によって
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