2024年 11月 17日 (日)
すべての事について感謝しなさい
教会の中で私たちが感謝を向けるべき人がいることをパウロは教えています。その人とは、労苦している人、指導し訓戒している人です。訓戒する人というと、聞き入れたくない言葉をかけてくる人だと思うかもしれません。でも、愛を持って、この上ない尊敬を払い、互いに平和を保ちなさいと言います。なぜなら彼らは神様のために働いているからです。神様のために献身している人は疎んじるのではなく、感謝をする相手であることを聖書は教えます。
また、怠惰な者を諭し、小心な者を励まし、弱い者の世話をし、すべての人に対して寛容であることを教え、すべての人に対して、いつも善を行うように勤めなさいと言います。都合の悪いことがあったとしても、自分の状況によらず変わらない態度を取ることです。
その中でも次の様にパウロは言います。「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことにおいて感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」感謝は良い時だけのことではありません。いつでも、すべてのことが感謝だと言います。私たちの目にはよく思えないこと、感謝とはかけ離れていたとしても、それさえも神様のご計画の中にあることだからです。神様はいつもあなたを愛し、絶えず恵みを与え、すべてのことにおいてあなたを祝福する、そんな神様と一緒に歩んでいるからです。感謝とはこの神様を知ることです。感謝は成熟した信仰の表現であることを聖書は教えています。あなたはどんなことに感謝していますか。いつでもキリストにあって感謝していますか。
祈り:私の感謝が自分個人の判断や思いに左右されていることを知ります。どうかいつもわたしと共にいる神様を信頼して、いつでも、どんなことも感謝する信仰の人となれますように祈ります。
一言:すべての事について感謝しなさい
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