□6月1日(主日)
姦通している女を愛せよ
ホセア書3:1-5(1)
日毎の糧
いくら愛する人であったとしても、姦通している女を愛することは難しいことです。しかし、神様はホセアに、姦通したゴメルを再び愛せよと言われました。これは神様の愛がどんな裏切りや汚れも超える、まことの愛だからです。このような神様の愛を私たちがすべて理解することはできません。神様の愛は計り知れない愛です。愛されていながら裏切る者、敵対する者、汚れた者を、最後まで愛するまことの愛です。神様はこの愛をホセアに教えておられます。ホセアは神様から言われたとおりに、お金を払って彼女を買い取りました。そして、彼はゴメルに、「これから長く、私のところにとどまりなさい。もう姦淫をしたり、ほかの男と通じたりしてはならない。私も、あなたにとどまろう。」と言いました。彼が支払った身代金は、奴隷の身代金に当たります。ゴメルは奴隷の状態になっていたようです。罪の奴隷になると、人間の価値は地に落ちます。しかし、私たちが罪の奴隷になったとしても、神様は変わらず愛してくださいます。イエス様はご自分の血の代価を払って私たちを買い取ってくださいました。
イスラエル人は長い間、王もなく、首長もなく、いけにえも、石の柱も、エポデも、テラフィムもなく過ごすようになります。これは捕囚期を意味します。その後、回復の時が来ます。イスラエル人は帰って来て、彼らの神、主と、彼らの王ダビデを尋ね求めるようになります。おののきながら主とその恵みが来る時がきます。姦通した者に対し、このような望みが伝えられることは、すばらしい恵みです。神様の愛と望みは、私たちの考えを超えたすばらしいものです。このような神様の愛と恵みを慕い求める主の民となるように祈ります。
祈り:主よ、罪人であっても望みを持つことができることを感謝します。姦通した女のような私のために、ご自分を代価として支払われ、救ってくださったイエス様を心から賛美感謝いたします。
一言:望みと救いを与える愛
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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