聖書別日ごとの糧   >>   申命記[2017]

2017年 03月 21日 (火)

申命記16:1-17(16)
祭りを守らせた御旨

 神様はイスラエルに、年に三度、主の選ぶ場所で、御前に出なければならないと言われました。では、神様がイスラエルに三つの祭りを守らせた理由は何でしょうか。それは、彼らを救い出された神様を覚えさせるためです。彼らを祝福した神様に感謝を表すためです。かつ、毎年主の選ぶ場所に集まって祭りを守ることで、偶像崇拝に陥ることなく主にのみ仕えることができるからです。主の選ぶ場所で、主がなさった御業を覚え感謝する祭りを守ることによって、主に選ばれた民として生きることができます。さらに、約束の地で神様が下さるありとあらゆる祝福の中で生きることができます。

適用:祭りの持つ精神を受け継いでいますか

一言:いつも恵みを覚え、感謝しましょう



2017年 03月 22日 (水)

申命記16:18-17:20(16:20)
ただ正義を追い求めなければならない

 また、王を立てる時には、主の選ぶ者を立てなければなりません。王は、決して自分のために馬を多くふやしたり、馬をふやすために民をエジプトに帰らせたり、多くの妻を持ったりしてはいけません。王国の王座に着くようになったら、レビ人の祭司たちの前のものから、自分のために律法の御教えを書き写し、自分の手もとに置いて、一生の間読まなければなりません。それは、王が主を恐れ、御教えのすべてのことばとおきてとを守り行うことを学ぶためです。そうすれば、王は右にも左にもそれることがありません。王は国の最高裁判長です。王が神様の御教えを守って正義を追い求めてこそ国は安定し、長くその王国を治めることができます。それでは、正義を追い求めなければならない理由は何ですか。それは、神様が真実で偽りがなく、正しい方、直ぐな方だからです。正義ある裁判が行われると民は理不尽な思いをせずに済みます。さもないと、悲痛な思いに駆られる人が増え、復讐心に燃え、社会が不安定な状態に陥るしかありません。正義ある裁判が行われると不正がなくなって社会は安定し、民は幸せになります。

適用:不正はありませんか

一言:正義を追い求めなければならない


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